Find Garden

  • ホーム
  • 発見の箱庭
  • Shopify payment(ペイメント)徹底解説! メリット・デメリットを含めプロが全てを語ります😊

  • Shopify
  • ネットショップ

Shopify payment(ペイメント)徹底解説! メリット・デメリットを含めプロが全てを語ります😊

Shopify ペイメントの全てを明らかに!!

この記事は、Shopify ペイメントの概要・メリット・デメリット・設定方法等を徹底解説した記事です!

こんにちは!かなひなです☆

今日は、Shopify ペイメントについて深掘りした記事を紹介していきます。

かなひなは、Web制作会社のEC部門で働いており、毎日Shopifyを触っています。
日本に90社弱しかない、Shopify Experts(エキスパート)にも選ばれているので、具体的な経験則を記事にして皆様にお伝えできると思います😊

Shopify Payment(ショッピファイ ペイメント)とは?

Shopify ペイメントは、Shopifyが提供する公式の決済方法です。
これにより、オンラインストアのオーナーは、外部決済サービスを導入せずとも、直接Shopify内でクレジットカード等で決済させることができるようになります。
Shopify ペイメントは、管理画面の設定から数クリックで簡単に有効化することができ、特別な技術的な知識がなくても簡単に即時反映することができます。(JCBカードは即時は使えない仕様)

通常のECサービスだと、クレジットの導入までに審査などで時間がかかることも多いので、ここはShopifyの強みですね😊

具体的には何が使えるの

具体的には、
Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、Apple Pay、Google Payが管理画面から設定すれば活用可能です。
※JCBは即時は使えない仕様
※JCBを導入すれば、Diners Club、Discoverも自動的に受け付けることができるようになります。

他の決済方法との違い

多くのECサービスは、外部決済を導入する必要があります。
これには、PayPalやStripeなどのサードパーティのサービスが含まれます。
これらのサービスは確かに信頼性が高く、多くのストアで利用されていますが、導入や管理には手間がかかることが多いです。
その点、Shopifyはすぐに始められるので非常に利点が多く、ビジネスがスムーズになるといつも感じますね

また、Shopify ペイメントの最大の利点は、その統合性です。
外部のサービスを導入することなく、Shopifyのダッシュボード内で全ての決済関連の管理を一元化できるのが非常魅力!
これにより、決済のトラブルシューティングや返金処理、レポートの確認などが非常に簡単になります。

また、他の決済方法と比較しても、Shopify ペイメントは手数料はかなり低い方です。
特に、Shopifyの高額なプランを利用しているストアオーナーほど、決済の手数料は下がる仕組みです。

しかし、全てが完璧というわけではありません。
Shopify ペイメントには、いくつかのデメリットも存在します。これについては、以降のセクションで詳しく解説しますね。
まずは、メリット、その次にデメリットのセクションを解説します😊

Shopify ペイメントのメリット

オンラインストアを成功させるには、購入体験の質が極めて重要です。
その中心に位置するのが、決済プロセスのスムーズさと信頼性です。
Shopify ペイメントには、これらの要件を満たした多くのメリットがあります。

手数料の面での利点

多くの決済サービスは、取引ごとに一定の手数料を請求します。
これは、特に取引量や金額が高いストアにとっては大きなコストとなります。

Shopify ペイメントは、一番下のベーシックプランでもVISA、Masterカードでは3.4%と低めの手数料となっています。
BASEなど無料のECサービスだと6%程度手数料を取られることを考えると、安い設定になっており、月額で別途手数料がかかることもないので、非常にお得です。

さらに上のプランを利用することで、これらの手数料を削減することが可能です。
これにより、利益率の向上や、より競争力のある価格設定が可能となりますので、売上の希望に応じてプランを上げていくと良いです😊

とはいえ、まずは一番下のベーシックプランでスタートするお客様がほとんどです!

シームレスな統合: Shopifyプラットフォーム内での完結

外部の決済サービスを利用する場合、多くの設定や管理作業が必要となります。
しかし、Shopify ペイメントは、Shopifyプラットフォーム内で完結するため、そのような手間が一切不要です!!

顧客は、サードパーティのページにリダイレクトされることなく、シームレスに購入プロセスを完了することができます。
これは、購入のコンバージョン率を向上させる要因にもなっています。
また、ストアオーナーは、Shopifyのダッシュボードから簡単に決済関連の管理や追跡を行うことができます。管理画面が増えないのがいいですよね😊

セキュリティ面での強み

オンライン決済の際、顧客のクレジットカード情報や個人情報の安全性は最優先事項です。
Shopify ペイメントは、業界標準のセキュリティ技術を採用しており、顧客の情報を高度に保護しています。

PCI DSSという非常に高いセキュリティの基準を満たしているため、ユーザーは安心して購入を行うことができます。
さらに、不正取引のリスクを最小限に抑えるための機能やツールも提供されています。
これにより、ストアオーナーは、セキュリティのリスクを最小限にしてビジネスに集中することができます。
昔のECサービスは、不正解析などもついていなかったですが、Shopifyだと管理画面から注文ごとに、不正注文のリスクが表示されるので、ストアオーナーが判断する時にも非常に助かります。
高レベルのアラートが出ていれば、基本的には注文のキャンセルをした方が安全です。私が、クライアントに案内する際も、高レベルはキャンセルの連絡を入れた方が良いと案内していますね。

Shopify ペイメントのデメリット

利用できる国や地域の制限あり

Shopify ペイメントは、全世界で利用されている決済サービスではありますが、残念ながらすべての国や地域で利用可能なわけではありません。
一部の国や地域では規制や法律、インフラの問題などにより、Shopify ペイメントの導入が難しい場合があるようです。
これは、特定の市場に進出を考えているストアオーナーにとっては障壁となる場合がありますので、越境ECを考える際は、使えない国がないか注意してみてください。

実際に利用できる国は下記の23ヵ国のみとなっています。(2023年5月時点)

オーストラリア
オーストリア
ベルギー
カナダ
チェコ
デンマーク
フィンランド
フランス
ドイツ
香港特別行政区
アイルランド
イタリア
日本
オランダ
ニュージーランド
ポルトガル
ルーマニア
シンガポール
スペイン
スウェーデン
スイス
イギリス
アメリカ

最新の情報は、Shopify公式サイトでご確認ください。

一部の業種や商品に対する制約

さらに、Shopify ペイメントは、すべての業種や商品カテゴリをサポートしているわけではありません。
特定のリスクが伴う業種や、規制が厳しい商品カテゴリに関しては、Shopify ペイメントの利用が制限される場合があります。

例として、成人向けの商品や特定の健康食品、高価な宝石やアート作品など、特定のカテゴリはShopify ペイメントの対象外となることがあります。
具体的には、Shopify公式サイトのこちらをご覧ください。

手数料の問題: 返金やキャンセル時のコスト

Shopify ペイメントのもう一つのデメリットとして、返金やキャンセル時の手数料が挙げられる。
具体的には、商品の販売が確定した後、何らかの理由で返金やキャンセルが発生した場合、その取引に関連する手数料は返却されないということです。

例えば、高額商品の販売が確定した後にキャンセルが発生した場合、その取引にかかる手数料はストアオーナーの負担となります。
これは、特に返品やキャンセルが多い業種や、高額商品を取り扱うストアにとっては、大きなデメリットとなりますので、ご自身の商品の価格やキャンセル率を勘案してみるといいと思います!
ただ、クレジット決済した後に、自動で売上を確定させない手動モードもありますので、ユーザーが決済した後にストアオーナーが判断してから、決済を確定するということもShopifyだとできるので、リスクは多少緩和できます。

Shopify ペイメントの設定方法

オンラインストアを開設する際、決済処理の設定は避けては通れないステップの一つです。
外部決済と違い、Shopify ペイメントを利用すれば、このプロセスを簡単に完了することができます。

以下は、Shopify ペイメントの設定方法に関するステップバイステップのガイドです。

(1)Shopify アカウントの作成

まずは、Shopifyの公式サイトにアクセスしてアカウントを作成しましょう。
必要情報を入力しアカウントを開設します。

(2)管理画面へのアクセス

アカウント作成したら、Shopifyの管理画面にログインします。
ダッシュボードから「設定」をクリックし、その中の「決済」を選択します。

(3)Shopify ペイメントの選択

「決済」のセクションで、Shopify ペイメントの「管理する」というテキストをクリックし詳細設定画面に移り、各種情報を入れてください。
カードブランドの選定や支払い時期の設定、不正注文の防止設定などの入力項目があります。

(4)必要な情報の入力&保存

次に、「アカウントの設定を完了する」ボタンを押して、ビジネスに関する情報や銀行口座の詳細を入力します。
これにより、売上金の受け取り先を設定することができます。

(5)支払いの確定方法

最後に支払いの確定方法を「手動」か「自動」かを選んでください。
手動というのは、ユーザーがクレジットで購入した時点では、金額を確定にせず手動でストアオーナーが「金額を確定させるモード」です。
このモードのメリットは、不正注文や間違えの注文があった時に、キャンセルをしてもキャンセル手数料を取られない。ということが大きなメリットです。

逆に「自動」のモードは、ユーザーがクレジットで購入した時点で「金額が確定するモード」でストアオーナーが確定させる手間はないですが、不正注文や間違えの注文であっても確定になってしまうので、キャンセルしても手数料が返ってきません。

注文が少なく、他の倉庫連携等のアプリを入れていなければ、最初は「手動モード」が良いですよと私はクライアントに案内しています。
意外と「高レベルの不正注文」も多いので、手動で様子を見てショップを始めるのがいいかと私は思います。

全ての設定が完了したら、テストモードを利用して、実際の決済プロセスが正常に動作するかを確認することを推奨します。
これにより、実際のユーザーが購入を行う際に問題が発生するリスクを最小限に抑えることができますよ😊

Shopify ペイメントを最大限に活用するためのヒント

Shopify ペイメントは、簡単に導入できることと、管理画面の統合性から多くのストアオーナーに支持されています。
しかし、売上規模に応じたプランを選ぶ必要があることや、注文のキャンセル手数料が発生するなどデメリットもあるので、その機能を最大限に活用するためには、いくつかのヒントやテクニックを知っておくと有利です。

かなひなからのアドバイス😊

手数料プランの確認

Shopify ペイメントの手数料は利用しているShopifyのプランによって異なります。
上のプランを選べば、取引ごとのクレジット決済の手数料を抑えることができるので、取引量に応じて最適なプランを選択しましょう。

不正取引の監視

不正取引が発生すると、追加の手数料や罰金が発生する可能性があります。
Shopifyには不正取引を検出するツールが組み込まれているので、これを活用してリスクを最小限に抑えましょう。
基本的には「高レベル」の不正注文はキャンセルすることが良いです。もし、不正なカードで注文があり、チャージバックされると商品は送ってしまったのに、代金が入ってこない。。。という最悪の自体になります。

チャージバック
クレジットカードを保有するお客様が不正使用などの理由により利用代金の支払に同意しない場合に、クレジットカード会社がその代金の売上を取消しすることです。

返金ポリシーの明確化

返金やキャンセルが多発すると、その都度手数料が発生します。
返金ポリシーを明確にし、ユーザーに事前に知らせておくことができれば、安易なキャンセルの連絡も減り、キャンセル・返金の可能性を減少させることができます。

ユーザー体験を向上させるためのテクニック

迅速な決済プロセス

Shopifyは、日本のECサービスに比べて、決済時に入れる項目が少ないと感じています。
また、2023年10月に決済の画面が3ページに分かれていたものが、1ページにまとめられたので、より決済がスムーズになった印象です!

多様な決済方法の提供

Shopify ペイメントだけでなく、GooglePayやApple Pay、そしてShopifyと関係のあるShop Payなどは、Shopify ペイメントの決済の設定画面から追加できるので、これらの決済方法も併用することで、ユーザーの選択肢を増やし、購入のハードルを下げることができます。
他にも外部決済にはなりますが、Amazon PayやPayPayやコンビニ決済等も導入が可能です。

セキュリティの強化

ユーザーに信頼してもらうには、セキュリティの確保が絶対条件です。
SSL証明書の導入はもちろんShopifyにはついていますし、セキュリティに関する情報をストアに明示することで、顧客の安心感を高めることができます。

また、何といってもShopifyは、PCI DSSのレベル1を取得しています。
PCI DSSとはお客様のクレジットカード情報を安全に取り扱うために定められたクレジットカード業界における世界基準のことであり、レベル1は金融機関並みのセキュリティとなっています。

国内では、PCI DSSのレベル1を取得している企業は多くないとShopify関連の記事で読みましたので、このレベルのセキュリティが年間300ドル程度で用意してもらえるというのは驚きです。

Webディレクターをしている、かなひなもお客さまにはセキュリティのとにかく安全なところで運営したもらいたいので、Shopifyをものすごく押して提案してしまいますね😊

まとめ

オンラインストアの運営には多くの要素が絡み合っており、その中でも決済処理は非常に重要な位置を占めています。
Shopify ペイメントは、この決済処理をスムーズに行うための強力なツールとして、多くのストアオーナーに支持されていると日々感じています。
国内サービスだと、クレジット導入までに結構面倒な手続きがあるので、本当にShopify ペイメントすぐに導入できるし楽です!

Shopify ペイメントの全体的な評価

Shopify ペイメントの最大の魅力は、そのシンプルさと統合性にあります。
外部決済を導入することなく、Shopifyのプラットフォーム内で完結する決済プロセスは、ストアオーナーにとって非常に便利です。

また、手数料の面での利点や、セキュリティ面での強みも大きな評価ポイントです。

一方で、利用できる国や地域の制限、一部の業種や商品に対する制約、返金やキャンセル時の手数料問題など、デメリットも存在します。

これらの点を総合的に考慮して、ご自身が扱う商材やキャンセル率等を検討して、Shopify ペイメントを利用するかどうかの判断してもらうといいと思います。

私の見解だと、非常に高額の商品(50万~数百万)で、キャンセル率が高いものは、Shopify ペイメントは向いていないように思います。(キャンセルした時に、決済確定後だと手数料が返還されないので)
上記以外であれば、Shopify ペイメントは非常に有効でメリットの多い決済方法だと思います。

ストアオーナー様への最終的なアドバイス

オンラインストアの成功は、顧客体験の質に大きく依存しています。
決済プロセスはその中心的な役割を果たしており、この部分でのトラブルや不便は、顧客の信頼を損なう大きな要因となってしまいます。

Shopify ペイメントを利用することで、多くのメリットを享受することができますが、その特性や制約をしっかりと理解した上で、自身のビジネスモデルやターゲットとなる顧客層に合わせて最適な設定やカスタマイズを行うことが重要です。

最後に、決済処理だけでなく、商品の品質やサポート、マーケティング戦略など、オンラインストア運営の全体的な視点からの最適化を常に追求することをしっかりやれば、Shopifyは、国内のECサービスよるも月額のコストを抑えることができ、かつ自由度の高いデザインとシステム&数千を超えるアプリで非常にハイレベルなサイトが作れます。

また、高速サーバーかつ相当に強固なセキュリティで守られたECサイトを運営できるので、かなひなは、非常におすすめします!

この記事を書いた人 Kanahina

Sponsored linkスポンサードリンク

電子書籍を無料・お得に見られる!
おすすめサービス集合です😊

  • クーポンが6回も使える!
    漫画を全巻安く買うならebookjapan

  • 初回購入90%OFF
    クーポンあり!

  • 無料漫画・電子コミックが
    10,000冊以上!

  • 漫画・電子書籍なら国内最大級の
    電子書籍ストア「コミックシーモア」