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ソルティー・シュガー「走れコウタロー」歌詞の意味・考察|応援する側の本音と、予想をはみ出す笑い

リリース日:
1970年7月
推定売上枚数:
67.4万枚

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声援にも、本音がある。
予想の先で、笑いがはじける。

こんにちは!かなひなです😊

誰かを応援しているとき、願っているのはその人の成功だけでしょうか。ソルティー・シュガーの「走れコウタロー」では、馬へ向ける声援に、応援する人自身の都合が混じります。私が面白いと思うのは、走る側だけでなく、見ている側の必死さまで笑いの中へ入ってくるところです。

さらに、まじめに説明しようとする言葉まで、競馬の予想へ流れていきます。何かをきちんと決めようとする姿と、思い通りには収まらない騒ぎ。その食い違いが、単に頑張れと励ます歌にはない可笑しさを生んでいると感じます。応援する側の本音と、予測をはみ出す笑いを読んでみたいと思います。

「走れコウタロー」は1970年7月発売の、ソルティー・シュガーの2枚目のシングルです。池田謙吉さんが作詞、池田謙吉さんと前田伸夫さんが作曲を担当しています。購入欄では、本曲を収めた2005年の本人CD『ソルティー・シュガー茶歌集〈走れコウタロー〉』を紹介します。

『ソルティー・シュガー茶歌集』

一曲から、グループの作品へ

「走れコウタロー」を1曲目に収録

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ソルティー・シュガー
2005年11月18日発売/CD
VICL-61810/全14曲

「虹を追う男」「ああ大学生」「橋」なども収めた、ソルティー・シュガー本人のアルバムです。

「走れコウタロー」の基本情報

1970年のシングルと、2005年の本人収録CD
曲名 走れコウタロー
アーティスト ソルティー・シュガー
発売日 1970年7月
作詞 池田謙吉
作曲 池田謙吉・前田伸夫
編曲 池田謙吉
収録作品 『走れコウタロー』
シングル順 2枚目のシングル
発売元・品番 紹介CD:VICL-61810

日本作曲家協会の受賞記録 / ヤマハ掲載のカワイ出版紹介 / 収録CDの公式情報

1970年の第12回日本レコード大賞では、本曲でソルティー・シュガーが新人賞を受賞しています。

紹介CDは2005年11月18日発売、VICL-61810です。全14曲の最初に「走れコウタロー」を収録しています。

「走れコウタロー」の歌詞

歌ネットで歌詞を読む ↗

歌詞の意味・解釈
声援の熱さに、応援する人の都合も見える

馬の勢いだけでなく、見ている人の必死さや、説明する言葉の食い違いにも注目すると、笑いの形が違って見えてきます。

応援する人も、競走の外にはいられない

この歌の声援は、馬の健闘をただ見守る余裕のある人のものではありません。結果が自分の暮らしにも関わると考える人の切実さがあります。私は、その目線が面白いと感じます。走っているのは馬なのに、応援する側の事情まで、競走の緊張に乗ってくるのです。

勝ってほしいという願いには、相手のためだけではない理由も混じっています。そのことが見えると、応援の熱さをきれいな善意だけでは読めなくなる。私は、そこに人を冷たく見下す笑いより、自分の都合を抱えて必死になる人の可笑しさを感じます。声を向ける側も、落ち着いて結果を待てないのでしょう。

見る人は走る馬に代わって力を出すことはできません。それでも、その結果に自分の期待を預けてしまう。私は、この距離が、声援をいっそう切実にしていると感じます。自分では動かせない相手へ、願いだけが大きくなる。応援する立場の頼りなさまで、歌の笑いの中に見えてきます。

だから、この歌を、努力すれば必ずうまくいくという励ましだけにはしたくありません。馬に向ける期待と、結果へすがる観客の思いが重なっている。その重なりは、応援を少し身勝手にも、妙に人間らしくも見せます。私は、走る側の元気だけでなく、見ている側の余裕のなさに触れるところにも惹かれます。

まじめな説明が、予想を語り始める可笑しさ

私がもう一つ気になるのは、歌の中にある堅い説明の口調です。公営の賭博をどうするかという大きな問題を扱うようでいて、その言葉は勝つ馬の予想へ向かいます。まじめに距離を置こうとする姿と、自分も競馬へ入り込んでしまう姿が重なっている。その食い違いが、言葉そのものの笑いになっていると感じます。

丁寧な説明の形をしているからといって、その中身まで冷静とは限りません。この歌では、もっともらしい語り方が、かえって競馬への関心を目立たせます。私は、形式が立派であるほど、隠しきれない本音が可笑しくなるところに惹かれます。声援を上げる人とは違う顔をしていても、期待から自由な人ではないのでしょう。

競走を伝える言葉にも、整った説明だけでは収まらない遊びがあります。結果を知りたくて耳を傾ける場面に、言葉の調子そのものを楽しむ余地が入り込んでいる。私は、そのため、競馬の勝ち負けだけを追う歌ではないと感じます。予想や報告の形を借りながら、その形からはみ出す可笑しさにも気持ちが向くのです。

走る馬の勢いも、人が思い描く整然とした競走には収まりきりません。私は、応援する人、説明する人、走る側のどこにも、予定通りに運ぶ安心がないところを面白く感じます。誰かが全体をきれいに管理する話ではなく、期待をかけるほど騒ぎが大きくなる。その手に負えなさが、題名の呼びかけに愉快な厚みを加えているのでしょう。

この曲を聴く
歌の言葉と、本人の茶歌集への入口

声援と語りの面白さを言葉から読みたい方、本曲の収録CDを探したい方へ。

CD / ALBUM

『ソルティー・シュガー茶歌集』をCDで

2005年の本人アルバム。全14曲の最初に「走れコウタロー」を収録。

OFFICIAL / TRACKS

茶歌集の全14曲を見る

VICL-61810の発売日と、グループ名義の収録内容へ。

LYRICS / WORDS

応援する側の本音を、言葉から読む

ソルティー・シュガー本人曲の正規歌詞ページです。

AWARD / HISTORY

1970年の新人賞記録へ

本曲とソルティー・シュガーの名前を、協会の記録でたどれます。

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「走れコウタロー」から、全14曲の茶歌集へ

本曲と、ソルティー・シュガーのほかの作品を一緒に楽しみたい方へ。

2005年発売の本人アルバムを選ぶ

購入欄は『ソルティー・シュガー茶歌集〈走れコウタロー〉』のCDです。2005年11月18日発売、VICL-61810で、全14曲を収録しています。「走れコウタロー」は1曲目に入っています。

「虹を追う男」「ああ大学生」「橋」「ふるさとをはなれて」なども収録されています。本曲一曲から、グループのほかの題名へ進む入口です。全曲目は、ビクターのアルバム紹介で見られます。

曲の来歴と、本人CDをたどる

1970年の曲情報と、購入欄の2005年のアルバムを分けて案内します。

受賞記録から、本人の収録作品へ

第12回日本レコード大賞の記録には、1970年の新人賞として本曲とグループが掲載されています。曲が発表された時期の記録へ目を向けたいときの入口です。

今回の購入欄は、2005年に発売されたグループ本人の茶歌集です。「走れコウタロー」という一曲の題名だけでなく、収録曲数とアルバム名も見ながら選べます。本人の曲をまとめて楽しみたいときは、全14曲を収めたこのCDへ進んでみてください。

この曲のまとめ

「走れコウタロー」には、馬へ向ける声援と、その声に混じる観客自身の都合があると感じます。まじめな説明も、いつの間にか競馬への期待を隠せなくなる。私は、走る側を眺めるだけの歌ではなく、見る側も騒ぎの外にはいられないところに、この曲の面白さを感じます。

もう一度言葉に触れるなら、何を応援しているかだけでなく、なぜそんなに必死なのかにも目を向けてみてください。期待する人の顔が見えると、題名の呼びかけが少し違って響きます。私は、思い通りに運ばない競走と、思いを抑えきれない人の両方が、笑いの中にいるところに惹かれます。

「走れコウタロー」に関するよくあるご質問

Q.1
「走れコウタロー」はいつ発売された?
A.1

1970年7月発売の、ソルティー・シュガーの2枚目のシングルです。ヤマハに掲載されたカワイ出版の曲紹介でも、この時期と順番が案内されています。

Q.2
作詞・作曲・編曲は誰?
A.2

池田謙吉さんが作詞・編曲、池田謙吉さんと前田伸夫さんが作曲を担当しています。作詞・作曲は歌ネットの本人曲情報、編曲は日本作曲家協会の受賞記録にも掲載されています。

Q.3
どんな応援の歌として読める?
A.3

私は、馬の健闘を願う声に、応援する人自身の暮らしへの利害も混じる歌として読みます。走る側だけでなく、見ている側の必死さまで可笑しさの中にあると感じます。

Q.4
まじめな説明の口調は、なぜ面白い?
A.4

公営の賭博を論じる形から、勝つ馬の予想へ向かう食い違いがあるためです。私は、丁寧な語り方の中でも競馬への期待を隠せないところに、言葉の可笑しさを感じます。

Q.5
1970年にどんな賞を受けた?
A.5

第12回日本レコード大賞の新人賞です。日本作曲家協会の記録に、本曲とソルティー・シュガーが掲載されています。

Q.6
紹介しているCDはどれ?
A.6

2005年11月18日発売の『ソルティー・シュガー茶歌集〈走れコウタロー〉』、VICL-61810です。グループ本人の全14曲を収めています。

Q.7
紹介CDに「走れコウタロー」は入っている?
A.7

はい。全14曲の1曲目に収録されています。「虹を追う男」「ああ大学生」「橋」なども入っています。

Q.8
1970年のシングルを購入する枠?
A.8

購入欄は、2005年発売の本人アルバムCDです。1970年のシングルそのものではなく、本曲とほかのグループ作品をまとめて選べる作品です。

Q.9
歌詞はどこで読める?

この曲が気になった方へ

勢いのある言葉に、人の本音が見える歌へ。