大事MANブラザーズバンド「それが大事」の歌詞の意味を考察|涙と手編みの贈り物にある強さ
- リリース日:
- 1991/8/25
- 推定売上枚数:
- 160.3万枚
ほどけそうな心に、ひと目ずつ。
涙のそばにも、残る灯り。
こんにちは!かなひなです😊
「それが大事」は、弱さを見せずに頑張り続ける歌なのでしょうか。私は、涙を許す言葉に目を向けると、少し違う姿が見えてくると思います。強くありたい気持ちと、そう簡単には強くなれない心。その両方が、一つの励ましの中にあります。
サビだけでなく、手編みの贈り物にも注目したいです。値段や出来栄えより、誰かのために手を動かすことを重んじる場面があります。そこから読むと、大切なのは勝ったという結果だけではなく、思いを向け続けることなのかもしれません。
1991年8月25日発売、大事MANブラザーズバンドの3rdシングルです。立川俊之さんが作詞・作曲を担当。涙、贈り物、遠くにいる相手を手がかりに、強い言葉の内側にある心を考えます。
「それが大事」CD
「それが大事」の基本情報
| 曲名 | それが大事 |
|---|---|
| アーティスト | 大事MANブラザーズバンド |
| 発売日 | 1991年8月25日 |
| 作詞 | 立川俊之 |
| 作曲 | 立川俊之 |
| 編曲 | 大事MANブラザーズバンド・渡辺禎史 |
| 収録作品 | 『それが大事』 |
| シングル順 | 3rdシングル |
| 発売元・品番 | ファンハウス/紹介商品は1991年8月25日発売のCD |
| タイアップ | 『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』のエンディングテーマ |
発売日・詞曲・編曲:歌ネット。アルバム収録:日本音楽制作者連盟の記憶の記録LIBRARY。3rdシングル・制作背景:2021年の立川俊之インタビュー。
1991年9月1日発売のアルバム『これも大事』にも収録されています。シングルと、同じ時期のアルバムからたどれる一曲です。
購入案内は1991年8月25日発売、大事MANブラザーズバンド名義のCDです。2009年のオーケストラ名義の完全版や、2021年の本人名義の版とは分けています。
「それが大事」は何の主題歌?
テレビ番組を通じた出会い
テレビ番組を通じて、この曲を覚えた人もいるでしょう。立川さん自身も、番組との出会いを振り返っています。
番組から広がった一曲
立川さんは2021年のインタビューで、『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』で曲が使われたことに感謝を語っています。番組のエンディングを入口に、バンドの一曲が届いていったのです。立川俊之インタビュー
「それが大事」の歌詞
歌詞の意味・解釈
強いサビの内側にある、涙とためらい
励ましを、強さだけの話にしない。泣くことや、誰かを思う不安が一緒に描かれるところから読みます。
泣くことと、大切にすることは両立する
この歌の励ましには、涙を見せる余地があります。私は、ここが大切だと思います。泣いたら失敗、弱さが出たら終わり、という線を引いてはいない。思いを保つことと、感情を隠すことが、同じ条件にはなっていないのです。
力強いサビだけを覚えていると、できない自分を責める歌にも聞こえるかもしれません。でも、涙を許す言葉まで一緒に読むと、聴き手に求める強さの形が変わります。平然としている人より、苦しさの中でも大切なものを見失いたくない人の歌として、私は受け取ります。
泣きながら思うことも、ここでは励ましの外へ追い出されていません。だからこそ、強い言葉の中に、自分の弱さを置く場所がある。その組み合わせに、この曲を単なる気合いの歌にしない魅力を感じます。
手編みの贈り物は、値段では測れない
贈り物の場面では、値段の高いものと、不器用でも自分で編んだものが比べられます。私は、立派な結果を見せることより、相手のために関わることへ目を向ける場面として読みます。仕上がりが完璧でなくても、そこに向けた時間や思いには価値があるのです。
ここを読むと、歌の中の強さも、成績や勝敗だけでは測れなくなります。上手にできたという評価とは別に、誰かを大切にしようとする行為がある。私は、手編みという具体的な物が出てくることで、大きな励ましが、人と人との小さな関わりへ近づくと感じます。
命を思う場面にも、外から見える立派さより、生きていることへ価値を置く対比があります。贈り物の場面と並べると、見栄えだけでは決まらない大切さが見えてきます。何かを成し遂げてから価値が生まれる、という順番ではない。その読み方が、涙を許す励ましともつながります。
遠くの相手を信じる心にも、揺れがある
離れている相手を思う場面には、寂しさだけでなく、心が揺れる様子もあります。相手への思いはあっても、目の前にある優しさに気持ちが傾きそうになる。私は、そのためらいがあるからこそ、信じることが簡単な標語で終わらないのだと思います。
歌は、相手がそばにいないという状況と、その不在をどう思うかにも目を向けています。距離そのものだけでなく、心の中で相手とのつながりをどう感じるかが、寂しさに関わっている。そのような読み方をすると、手編みの贈り物も、目の前にない相手へ思いを向ける行為として重なります。
私は、この歌を、信じれば必ず望みがかなうという約束にはしません。再会への望みがある一方で、心の揺れも描かれているからです。大切だと分かっているものを、いつでも迷わず大切にできるわけではない。その難しさを含めて思い続けようとするところに、励ましの切実さを感じます。
この曲を聴く
1991年のバンドと、後年の本人版へ
初出CDと同時期のアルバム、2009年の完全版、2021年の30周年版。名義と発売年を分けて、入口を選べます。
ORCHESTRA / 2009
「それが大事~完全版~」の映像
TSUBASA RECORDSが2009年に公開。大事MANブラザーズオーケストラ名義の版で、1991年の原録音とは分けて聴く入口です。
ANNIVERSARY / 2021
本人の30周年版へ
2021年6月25日配信の「それが大事 (30th Anniversary)」。大事MANブラザーズ 立川俊之名義の、後年の本人版です。
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公式動画で「それが大事」に出会う
レーベルTSUBASA RECORDSが公開する、2009年のオーケストラ名義の映像です。後年の別の版から、この曲へ戻れます。
原曲の初出は1991年。こちらは2009年3月18日配信の「それが大事~完全版~」に対応する映像で、YouTube公開も2009年です。
ライブでの「それが大事」
舞台で歌われる時、聴き手の記憶も曲と一緒にあります。立川さんが語る、一曲との付き合い方の変化に触れます。
聴き手の思い出を、本人も受け取る
2021年のインタビューで立川さんは、この曲に聴き手の思い出が積もり、それを自分が受け取るようになったと語っています。自分の代表曲を歌うことへの捉え方が、聴き手との関わりで変わったという話です。本人が振り返る曲との関係
同じ歌でも、出会った時期や思い出す人は、聴く側によって違います。私は、その違いを思うと、大切にする心を歌うこの曲が、聴き手それぞれの大切な時間とも結びつくのだと感じます。歌を覚えた昔の自分と、今聴き直す自分が、同じ一曲で出会えるのです。
口コミ・評価では、何が注目されている?
制作時の切実さと、時間を経た本人の受け止め方。二つを分けて知ると、励ましを一つの命令にしない読み方ができます。
自分を奮い立たせるために生まれた言葉
立川さんは2021年の取材で、バンドが苦境にあった時、自分自身を奮い立たせる中で曲が生まれたと説明しています。また、年齢を重ねて、物事への向き合い方も変わったと語っています。制作背景と後年の考えを語るインタビュー
私は、この背景を知ると、余裕のある人が外から言い聞かせる歌というより、揺れている人が自分にも呼びかける歌として受け取りやすくなります。涙を許す言葉や、離れた相手を思う不安も、同じ曲の内側にある。その心を読むことが、この励ましを身近にすると思います。
この曲のまとめ
「それが大事」の強い励ましには、涙や、相手を思う不安も一緒にあります。私は、弱さをなくしてから大切なものを守る歌ではなく、弱さを抱えたままでも思いを向ける歌として読んでいます。
上手にできることと、大切にすることは、同じではない。
手編みの贈り物は、その違いを具体的にしてくれます。値段や見栄えとは別の価値があると読むと、力強いサビにも、勝った結果だけでは測れない心が見えてきます。
次に聴く時は、涙を許す言葉と、贈り物の場面にも耳を向けてみてください。大切だと分かっていても、迷ってしまう心がある。私は、その揺れを含んでいるところに、何度も聴き直したくなる魅力を感じます🧶
「それが大事」に関するよくあるご質問
- Q.1「それが大事」はいつ発売された?
- A.1
1991年8月25日発売、大事MANブラザーズバンドの3rdシングルです。
- Q.2作詞・作曲・編曲は誰?
- A.2
詞・曲は立川俊之さん。編曲は大事MANブラザーズバンドと渡辺禎史さんです。
- Q.3歌詞の意味を短くいうと?
- A.3
この記事では、涙や迷いを抱えながらも、大切なものへ思いを向ける歌として読みました。強い励ましと、弱さを置く余地が一緒にあると考えています。
- Q.4泣いてはいけないという歌?
- A.4
涙を許す言葉もあるため、この記事では、感情を隠すことだけを強さとはしていない歌として読みました。
- Q.5手編みの贈り物に注目するのはなぜ?
- A.5
値段や出来栄えとは別に、相手のために関わることの価値を感じられる場面だからです。励ましを勝敗だけの話にしない手がかりにしました。
- Q.6離れている相手とは再会できた?
- A.6
この記事では、再会への望みとして受け取っています。相手への思いと心の揺れを読み、再会が実現した結末までは決めていません。
- Q.7どのアルバムにも入っている?
- A.7
1991年9月1日発売の『これも大事』に収録されています。初出シングルと同じ時期の、バンドのアルバムです。
- Q.8紹介CDは後年の本人版?
- A.8
購入案内は1991年8月25日発売の、大事MANブラザーズバンド名義のCDです。2009年・2021年の版とは分けています。
- Q.9紹介映像は1991年の原曲のMV?
- A.9
2009年の、大事MANブラザーズオーケストラ名義による「それが大事~完全版~」です。原曲の初出映像としては案内していません。
- Q.1030周年版はいつ出た?
- A.10
2021年6月25日配信です。「それが大事 (30th Anniversary)」を、大事MANブラザーズ 立川俊之名義の後年版として紹介しています。
- Q.11テレビ番組との関わりは?
- A.11
『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』のエンディングテーマです。立川さんも2021年の取材で、番組への感謝を語っています。
この曲が気になった方へ
誰かを思う心と、励ましの内側へ。


