宮史郎とぴんからトリオ「女のみち」歌詞の意味・考察|記憶から離れたい心と、失わない幸福への願い
- リリース日:
- 1972年
遠ざけたい記憶が、心に残る。
傷の先にも、願いは続いている。
こんにちは!かなひなです😊
終わった関係へ戻りたくなくても、その人を思い出す心まで、すぐに止められるとは限りません。宮史郎とぴんからトリオの「女のみち」は、相手から離れようとする気持ちと、記憶に動かされる心が、同時にある歌だと私は感じます。拒む言葉があっても、苦しさは簡単には消えません。
ただ、この歌は、傷ついた人が幸福を望めなくなった話ではないようです。女性の語り手は、苦しい経験を抱えながらも、自分の先にある生き方へ思いを向けます。私は、相手との関係から離れることと、これからの喜びまで諦めることが、同じではないところに注目しています。
ここでは、記憶から離れたい心と、失わない幸福への願いを読みます。原曲は1972年に発表された、宮史郎とぴんからトリオの曲です。紹介する2013年の2枚組CDでは、本曲がDisc1の16曲目に入り、歌唱者も同じグループとして掲載されています。
『浪花の演歌師 宮史郎とぴんからトリオ』
「女のみち」の基本情報
| 曲名 | 女のみち |
|---|---|
| アーティスト | 宮史郎とぴんからトリオ |
| 発売日 | 1972年 |
| 作詞 | 宮史郎 |
| 作曲 | 並木ひろし |
| 編曲 | — |
| 収録作品 | 『女のみち』 |
| シングル順 | デビュー曲 |
| 発売元・品番 | 紹介CD:COCP-37984~5 |
日本コロムビアの公式プロフィール / 歌ネットの本人曲情報 / 紹介CDの公式曲目・歌唱者
日本コロムビアの公式プロフィールは、1972年に「女のみち」でデビューしたことを掲載しています。歌唱は宮史郎とぴんからトリオ。作詞は宮史郎、作曲は並木ひろしです。
Amazonで紹介する『浪花の演歌師 宮史郎とぴんからトリオ』は、2013年5月22日発売の2枚組CDです。全32曲で、本曲はDisc1の16曲目。ぴんから兄弟や宮史郎ソロなどの曲も含まれます。
「女のみち」の歌詞
歌詞の意味・解釈
相手の記憶を拒む心と、自分の幸福を望む心
別れた相手への思いと、これからの生き方への願いを分けて読みます。
相手を拒む意思だけでは、記憶から自由になれない
語り手は、去った相手へ、いつまでも戻ってほしいと願っているだけではありません。苦しさから距離を置こうとする気持ちがあります。私は、その意思があっても、相手の記憶が心を動かしてしまうところに、この歌の切なさを感じます。
相手との関係を終えたいと思うことと、その人を思い出さなくなることは違います。この歌の語り手は、記憶から受ける苦しさを、まだ抱えています。私は、拒む言葉を冷たい気持ちと見るより、それだけ心を揺らされることから、自分を守ろうとする言葉として読んでいます。
また、語り手には、恋の経験を、自分のあり方へ向けて考える心もあります。私は、そこを、別れの原因がすべて本人にあるという説明とは読んでいません。相手に去られた痛みが、自分を見つめる言葉にまで入り込んでいる、その苦しさが感じられます。
この歌では、相手への気持ちを、好きか嫌いかの一言にまとめにくいようです。関係を遠ざけたい心と、その人の記憶が残る心は、一緒にあります。私は、意思を持ったからすぐに感情が変わるわけではないところに、別れの後の時間を感じます。
傷ついた経験があっても、幸福への願いは消えない
私は、この歌の先へ向かう言葉を、去った相手との復縁が決まったものとしては読んでいません。語り手が思いを向けるのは、自分にとっての幸福です。過去の相手を求めることだけに、これからの生き方を閉じていないところが印象に残ります。
苦しい恋の経験があると、また傷つくことを避けるため、希望そのものから離れたくなることもあります。けれど、この語り手は、喜びを望む気持ちまで失ったわけではありません。私は、過去を消して明るくなるのではなく、その重みがあるまま、先へ心を向けていると感じます。
ただし、その願いを、すでに幸福が実現した出来事と同じには受け止めていません。新しい相手と出会ったことや、暮らしが変わったことが語られるわけではありません。私は、結果を手にした安心より、自分の先を望もうとする心の動きに、この歌の力を感じます。
題名の道は、悲しみだけで決まった人生を示す言葉とは限らないのでしょう。私は、一人の女性が経験した痛みと、その先を願う心が、同じ生き方の中にあると読んでいます。すべての女性に一つの生き方を求める言葉ではなく、この語り手の時間として考えたいと感じます。
この曲を聴く
本曲のぴんからトリオ歌唱を収めた、2枚組CDへ
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「女のみち」から、ぴんからトリオとその後の作品へ
2013年の全32曲・2枚組CDを紹介します。
本曲の歌唱者と、2枚のCDに広がる曲目
『浪花の演歌師 宮史郎とぴんからトリオ』は、2013年5月22日発売の2枚組CDです。品番はCOCP-37984~5。Disc1の16曲目に入る「女のみち」は、公式に宮史郎とぴんからトリオの歌唱と掲載されています。
本曲のほか、ぴんからトリオの「女のねがい」「女のゆめ」や、ぴんから兄弟、宮史郎ソロの曲も入っています。全32曲で、オリジナル曲とカバー曲へ広げられます。公式の曲目・歌唱者をたどれます。
1972年の本曲と、編成の変化を含む収録盤
原曲の年と、紹介CDの発売年を分けてたどります。
ぴんからトリオから、兄弟・ソロへ続く歩み
日本コロムビアの公式プロフィールは、1972年の「女のみち」でのデビューを掲載しています。その後、1973年にぴんから兄弟へ、1983年に宮史郎のソロへと続きます。本曲のグループ名と、その後の編成を分けてたどれます。
紹介する2013年の2枚組CDは、複数の編成の曲をまとめた作品です。「女のみち」の歌唱者は、宮史郎とぴんからトリオ。曲ごとの違いは、公式の収録曲と歌唱クレジットでたどれます。
この曲のまとめ
「女のみち」は、去った相手の記憶から離れたい心と、自分の幸福を望み続ける心が重なる歌だと私は感じます。過去を拒む意思があっても、苦しさはすぐには消えません。それでも、その経験だけで、これからの生き方を閉じてはいないようです。
曲へ戻るときは、相手に向ける言葉と、自分の先へ向ける願いの違いを読んでみてください。別れた人を遠ざけることと、幸福まで諦めることは違います。私は、傷を抱えたままでも願いが続くところに、この歌の強さを感じます。
「女のみち」に関するよくあるご質問
- Q.1「女のみち」は何年の曲?
- A.1
1972年の曲です。日本コロムビアの公式プロフィールは、同年に「女のみち」でデビューしたことを掲載しています。
- Q.2「女のみち」の作詞・作曲は誰?
- A.2
作詞は宮史郎、作曲は並木ひろしです。歌ネットの宮史郎とぴんからトリオの曲ページでたどれます。
- Q.3歌詞の語り手は、どういう人として読んでいる?
- A.3
去った相手の記憶に苦しみながら、自分の先にある幸福を願う女性として読んでいます。記事では、その語り手の感情に注目しています。
- Q.4相手を拒む言葉があるのに、記憶は残っている?
- A.4
この記事では、離れたい意思と、記憶に動かされる心が同時にあると読んでいます。関係を遠ざけることと、感情がすぐに変わることは違うと感じます。
- Q.5幸福への願いは、復縁した結末を表している?
- A.5
復縁が決まったものとは読んでいません。幸福を得た出来事より、過去の経験を抱えたまま、自分の先を望む心に注目しています。
- Q.6Amazonで紹介しているCDはどれ?
- A.6
2013年5月22日発売の『浪花の演歌師 宮史郎とぴんからトリオ』です。COCP-37984~5の2枚組CDで、全32曲を収めています。
- Q.7紹介CDの「女のみち」は、誰の歌唱で何曲目?
- A.7
Disc1の16曲目で、宮史郎とぴんからトリオの歌唱です。公式の曲別クレジットに明記されています。盤全体には、ぴんから兄弟や宮史郎ソロなどの曲も入っています。
- Q.8紹介CDには、ほかにどんな曲が入っている?
- A.8
ぴんからトリオの「女のねがい」「女のゆめ」などが入っています。Disc2にはカバー曲を16曲収め、編成ごとの歌唱者も公式ページでたどれます。
- Q.9「女のみち」の歌詞はどこで読める?
- A.9
この曲が気になった方へ
別れの記憶と、その先の生き方を読む歌へ。




