水前寺清子「涙を抱いた渡り鳥」歌詞の意味・考察|旅の自由に混じる寂しさと、自分を受け止める強さ
- リリース日:
- 1964/10/15
- 推定売上枚数:
- 不明
遠くへ行っても、胸は揺れる。
その私に、居場所をあげる。
こんにちは!かなひなです😊
いる場所を変えれば、気持ちまで新しくなると思うことがあります。でも、遠くへ来ても、寂しさが一緒についてくることはあるでしょう。水前寺清子さんの「涙を抱いた渡り鳥」は、旅の自由さと、心に残るつらさが、同じ人の中にある歌だと私は感じます。
この歌の語り手は、自分が傷つくことを、ただ責めてはいません。笑顔でいることと、悲しくないことも同じではないのでしょう。私は、つらさを抱えた自分を受け止めながら、過去だけに縛られない方向へ向かう心に惹かれます。
本曲は1964年10月15日発売の、水前寺清子さんのデビュー曲です。作詞は星野哲郎さん、作曲は市川昭介さん。旅の中で揺れる心と、自分に向ける言葉の意味を考えます。
水前寺清子『援歌の真髄~男のいのち~』
「涙を抱いた渡り鳥」の基本情報
| 曲名 | 涙を抱いた渡り鳥 |
|---|---|
| アーティスト | 水前寺清子 |
| 発売日 | 1964年10月15日 |
| 作詞 | 星野哲郎 |
| 作曲 | 市川昭介 |
| 編曲 | — |
| 収録作品 | 『涙を抱いた渡り鳥』 |
| シングル順 | デビュー・シングル |
| 発売元・品番 | 紹介CD:CRCN-41503~04 |
日本クラウンの本人プロフィール / 発売日を紹介するクラウン公式オーディオ / 歌ネットの詞曲欄 / 紹介CDの公式曲目
日本クラウンの本人プロフィールに、1964年に本曲でデビューしたと掲載されています。同社の公式オーディオの説明では、発売日を10月15日としています。詞曲は歌ネットの本人曲ページにも記載されています。
紹介CD『デビュー60周年記念「援歌の真髄」~男のいのち~』は、2024年10月15日発売のCRCN-41503~04です。2枚組・全30曲で、本曲はDisc1の1曲目に入っています。
「涙を抱いた渡り鳥」の歌詞
歌詞の意味・解釈
旅へ出ても揺れる心と、自分を受け止める言葉
自由に見える暮らしの内側と、涙への向き合い方に注目します。
自由に移動できることと、寂しくないことは違う
語り手の旅は、何にも縛られずに楽しく暮らす姿としてだけは読めません。移動できる自由の中に、恋しさや一人でいる寂しさがあります。私は、外から見える身軽さと、本人の感じる心の重さが、一致していないところに注目しています。
旅は、新しい場所へ進む行動であると同時に、落ち着ける場所との距離も感じさせます。どこへでも行けることが、どこでも安心できることとは限らないのでしょう。私は、自分の進む道を持つ人にも、心を置ける場所への思いがあると感じます。
題名の渡り鳥という存在も、ただ自由の象徴ではないと思います。移動を続けることと、心に何かを残していることが、同時に伝わるのでしょう。私は、旅ができるから悲しさが解決するのではなく、揺れる心のまま動いている語り手として読んでいます。
だから、語り手を強い人か弱い人かのどちらかに決めることもできません。進む力がありながら、寂しさも感じています。私は、その二つを分けないからこそ、旅の歌を、自分の暮らしにも重ねられるのだと思います。
傷ついた自分を責めず、過去との距離を変える
語り手が繰り返し自分へ向ける言葉には、涙のある自分も認める響きがあると私は感じます。悲しくなることを、失敗として切り捨ててはいないのでしょう。私は、弱さをなくしてから進むのではなく、今の自分を受け止める歌として読んでいます。
笑顔でいる語り手にも、他の人へ見せていない痛みがあります。明るく見えることだけで、その人の心まで分かるわけではありません。私は、その笑顔を、つらさがない証拠としてではなく、自分の暮らしを続けるための姿勢として感じます。
一方で、歌の終わりには、過去との距離を変えようとする心もあります。何もかも同じ寂しさの中にとどまっているわけではないでしょう。私は、昔のことを自分のすべてにせず、今の時間へ目を向けられるようになる変化として読みます。
その変化も、過去の痛みがなかったことになる意味ではないと思います。傷ついた自分を否定しなくても、そこだけに縛られない生き方はあるのでしょう。私は、涙のある自分を受け止めることが、気持ちを少し開く力になる歌だと感じます。
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この曲のまとめ
「涙を抱いた渡り鳥」は、自由に進む姿の内側にも、寂しさや傷つく心がある歌だと私は思います。それでも、その自分を責めるだけではなく、過去だけに縛られない方向へ、気持ちを開いていくのでしょう。
曲へ戻るときは、語り手が自分へどんな言葉を向けているかに、心を向けてみてください。つらい自分を認めることと、そこから動くことは、反対ではありません。その二つが同じ人の中にあるから、この歌の強さが身近に感じられます。
「涙を抱いた渡り鳥」に関するよくあるご質問
- Q.1水前寺清子「涙を抱いた渡り鳥」はいつ発売された?
- A.1
1964年10月15日です。日本クラウンの公式オーディオの説明に、この日に発売されたデビュー・シングルと掲載されています。本人の公式プロフィールでも1964年のデビュー曲と紹介しています。
- Q.2作詞・作曲は誰?
- A.2
作詞は星野哲郎さん、作曲は市川昭介さんです。歌ネットの本人曲ページと、本人公式サイトの歩みに掲載されています。
- Q.3水前寺清子のデビュー曲?
- A.3
はい。日本クラウンと本人の公式プロフィールに、本曲で1964年にデビューしたことが掲載されています。
- Q.4旅の自由だけを歌っている?
- A.4
この記事では、移動できる自由に、寂しさや恋しさが混じる歌として読んでいます。外から見える身軽さと、本人の感じる心の重さの違いに注目しています。
- Q.5語り手の笑顔には、どんな意味がある?
- A.5
痛みがない証拠としてではなく、つらさを見せずに暮らしを続ける姿勢として読んでいます。明るく見えることと、悲しくないことは同じではないと考えています。
- Q.6終わりには、気持ちの変化もある?
- A.6
過去だけに自分を縛らず、今の時間へ向く変化として読んでいます。痛みを否定することではなく、傷ついた自分も受け止めながら気持ちを開くところに注目しています。
- Q.7Amazonで紹介しているCDはどれ?
- A.7
2024年10月15日発売の『デビュー60周年記念「援歌の真髄」~男のいのち~』、CRCN-41503~04です。本人の2枚組・全30曲CDで、本曲はDisc1の1曲目に収録されています。
- Q.8紹介CDには、ほかに何が入っている?
- A.8
「三百六十五歩のマーチ」「ありがとうの歌」「いっぽんどっこの唄」「真実一路のマーチ」などを収録しています。本作のために書かれた「男のいのち」「チータのcha cha cha」も入っています。
- Q.9歌詞はどこで読める?
- A.9
歌ネットの水前寺清子「涙を抱いた渡り鳥」ページで読めます。
この曲が気になった方へ
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