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皆川おさむ『黒ネコのタンゴ』歌詞の意味・考察|かわいいだけではない、好きの戸惑い

リリース日:
1969/10/5
推定売上枚数:
74.1万枚

皆川おさむくん黒ネコのタンゴ大人のための子どもの歌2026CD商品画像

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赤いリボンに、心がほどける。
気ままな爪に、また困らされる。

こんにちは!かなひなです😊

皆川おさむさんの「黒ネコのタンゴ」は、かわいい猫を好きな気持ちが、いつも穏やかなままではいられない歌に感じられます。相手を見ているとうれしい。でも、思ったように動いてくれないと、困ったり、やきもちを焼いたりもする。好きという気持ちの中に、違う表情が次々に現れるのです。

私が気になるのは、赤いリボンを似合うと思って見つめることと、ときに爪を出す猫に悩まされることが、同じ相手へ向いている点です。愛着があるから、少しの動きにも心が揺れる。かわいいところだけを見ていたいのに、猫には、こちらの望みとは別の振る舞いもあるのでしょう。

日本語のシングルは、1969年10月5日に、当時6歳の皆川おさむさんのデビュー曲として発売されました。日本語詞は見尾田みずほさん、編曲は小森昭宏さんです。かわいくて好きなのに、なぜ心配ややきもちが増えてしまうのだろう。自分の好きな姿と、気ままに動く相手の違いから読んでみます。

皆川おさむ『皆川おさむくん』

好きとやきもちから、幼き日の作品へ

1969年の原曲と、後年の異なる録音を収録

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皆川おさむ
2026年4月1日発売
KICG-762/CD1枚
全25曲・本人ベスト

『黒ネコのタンゴ 大人のための子どもの歌』を副題に持つ、本人のベストCDです。本曲は1969年の録音、1973年の録音2種、1970年のイタリア語版・英語版を収録。2026年に新しく録音した版ではありません。

「黒ネコのタンゴ」の基本情報

1969年の日本語シングルと、後年の録音・2026年のベストCDを分けています。
曲名 黒ネコのタンゴ
アーティスト 皆川おさむ
発売日 1969年10月5日
作詞 見尾田みずほ(日本語詞)
作曲 A. Soricillo・Framario(原曲)
編曲 小森昭宏
収録作品 『黒ネコのタンゴ』
シングル順 皆川おさむ・6歳のデビュー曲
発売元・品番 紹介CD:KICG-762

初発売:キングレコード公式の作品記事。日本語詞・編曲:当時のディレクターの制作証言。原曲:ゼッキーノ・ドーロ公式の曲紹介。CD:レーベル公式の商品紹介。

1969年10月5日にフィリップスから発売された、6歳の皆川おさむさんのデビュー曲です。

原曲はイタリアの「Volevo un gatto nero」。原曲の主催者公式では作曲をA. Soricillo・Framarioと表記しています。日本語詞は見尾田みずほさん、編曲は小森昭宏さんで、当時のディレクターが制作の経緯を語っています。

購入案内は2026年4月1日発売、KICG-762の本人ベストCD。1枚・全25曲で、1969年録音の本曲と、1973年の別録音、1970年のイタリア語版・英語版などを収録しています。

「黒ネコのタンゴ」の歌詞

歌ネットで歌詞を読む ↗

歌詞の意味・解釈
かわいい相手にも、自分とは違う気持ちがある

リボンを見る愛着と、爪を出す猫への困惑から、語り手の好きという気持ちを読んでみます。

似合うリボンを見つけるほど、相手を見ている

赤いリボンが似合うと感じる語り手は、猫の姿をよく見ています。私は、その細かな見方に愛着を感じます。誰にでも同じようにかわいいと言うのではなく、この猫の、この姿が好きなのです。自分の目に映る相手が、特別な存在になっているのだと思います。

ただ、好きな姿を見つけると、その姿のままでいてほしい気持ちも生まれるのかもしれません。いつもかわいく、こちらを困らせずにいてくれたらいい。でも、リボンが似合うことと、相手がいつも自分の望みどおりに動くことは別です。私は、この歌が、その小さな違いから始まる戸惑いを含んでいるように読みます。

爪を出す猫も、好きになった相手の一部

語り手を悩ませるのは、ときに爪を出す猫です。さっきまでかわいく思っていた相手が、こちらを困らせる動きをする。私は、その変化を、猫が別の存在になってしまったとは読みません。愛着を感じた相手に、思いどおりにはならない面もあったということなのでしょう。

かわいいと思う気持ちと、困ったと思う気持ちは、同じ猫へ向いています。どちらかが嘘なのではなく、好きだからこそ、相手の振る舞いが気になる。私には、この歌の語り手が、その二つをきれいに分けられずにいるように感じられます。好きなところだけを選んで付き合えないことに、少しずつ気づいているのかもしれません。

やきもちには、離れてほしくない気持ちがある

猫が自分の知らない方へ気持ちを向けると、語り手は穏やかではいられなくなります。私は、そこに、好きな相手を近くに置いておきたい気持ちを読みます。相手がどこへ行き、何にひかれるのかを、自分だけでは決められない。愛着があるほど、その距離が心配になるのかもしれません。

猫の気ままさを困ったこととして語りながら、語り手の関心は離れていきません。私には、やきもちも、相手への気持ちがなくなったからではなく、まだ強く向いているから生まれるものに感じられます。ただ、好きなら相手を思いどおりにできるわけではない。その違いを抱えたまま、猫を見つめ続ける歌なのだと思います。

この曲を聴く
本人の録音と、日本語の言葉へ

ベストCD、正規の歌詞、日本語版の制作証言、イタリア原曲の紹介をたどれます。

2026 BEST / CD1

1969年の一曲を、本人ベストで

全25曲のベストCD。本曲の1969年録音と、1973年の別録音、1970年の本人イタリア語版・英語版を収録しています。

JAPANESE LYRICS

好きとやきもちを、歌詞から読む

歌詞全体は歌ネットの皆川おさむさんの正規曲別ページへ。日本語版の語り手の気持ちを読み直せます。

JAPANESE VERSION

日本語詞と編曲が生まれた経緯へ

当時のディレクターが、見尾田みずほさんの日本語詞と、小森昭宏さんの編曲を語るレーベル公式の記事です。

ITALIAN ORIGINAL

イタリアで生まれた原曲へ

原曲「Volevo un gatto nero」の主催者公式紹介。1969年のイタリア語曲で、日本語の皆川おさむさんの録音とは別です。

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6歳の録音から、後年の作品へ

同じ題名でも、録音された年を分けてたどれます。

1969年と1973年の録音が、一枚に収まる

2026年発売の本人ベストには、デビュー時の1969年録音だけでなく、1973年に録音された「黒ネコのタンゴ」も収録されています。1973年の録音は、『皆川おさむファースト・アルバム』収録版と、Another Versionの2種です。1970年録音のイタリア語版と英語版も、別の曲目として掲載されています。キング公式の収録内容。

私は、好きになった一曲の題名から、歌い手の幼き日の別の録音へ進める点に、このCDをたどる楽しみを感じます。最初の日本語版へ戻りたいときは、1969年録音を選ぶ。ほかの録音も知りたいときは、その年と言語を手がかりにする。同じ題名だからこそ、曲目に添えられた情報が入口になります。

口コミ・評価では、何が注目されている?

日本語の語り手は、意訳から生まれました。

原曲から、日本語の猫の物語へ

当時のディレクター、大島一視さんは、キングレコード公式の記事で、日本語詞を見尾田みずほさんに、編曲を小森昭宏さんに依頼した経緯を語っています。日本語詞は何度も書き直され、原曲の言葉をそのまま移すのではない、意訳としてまとまったと紹介されています。ディレクターの制作証言。

私は、日本語版の語り手が、猫のかわいさを喜びながら、気ままさに困るところに引かれます。相手が好きだから、関心が強く向いてしまう。その気持ちは、楽しいところだけではありません。イタリア原曲から日本語の歌へと渡ってきた歩みを知った後も、まずは、この語り手の目に猫がどう映っているかを読み直したくなります。

この曲のまとめ

私には、「黒ネコのタンゴ」は、好きな相手を、かわいいという一言だけでは受け止めきれない歌に感じられます。愛着があるから、爪を出されたことにも、こちらの知らない方へ向く気持ちにも、心が揺れる。自分が好きな姿と、相手が自由に動く姿には、違いがあるのです。

その違いに困りながらも、目は猫を追い続ける。そう読んでみると、やきもちまで含めた、落ち着かない愛着の歌にも感じられます。歌詞を読み直した後は、本人ベストの1969年録音で、日本語の「黒ネコのタンゴ」へ戻ってみませんか。

「黒ネコのタンゴ」に関するよくあるご質問

Q.1
『黒ネコのタンゴ』の日本語シングル発売日は?
A.1

1969年10月5日です。当時6歳の皆川おさむさんのデビュー曲として、フィリップスから発売されました。

Q.2
日本語詞と編曲は誰?
A.2

日本語詞は見尾田みずほさん、編曲は小森昭宏さんです。当時のディレクター、大島一視さんが、レーベル公式の記事で制作の経緯を語っています。

Q.3
イタリア原曲はどの曲?
A.3

1969年の「Volevo un gatto nero」です。ゼッキーノ・ドーロの主催者公式は、原曲の作曲をA. Soricillo・Framarioと表記しています。

Q.4
かわいさと困惑が一緒にあるのは、どう読める?
A.4

私は、同じ猫への愛着があるから、思いどおりにならない振る舞いにも心が揺れるのだと読みます。好きなところだけを選んで付き合えない戸惑いがあるのかもしれません。

Q.5
語り手のやきもちは、どう読める?
A.5

私には、相手に離れてほしくない気持ちがあるように読めます。好きという気持ちが強くても、相手の行動までは決められない。その距離に心配が生まれるのだと思います。

Q.6
紹介する本人ベストCDはどの商品?
A.6

2026年4月1日発売の『皆川おさむくん~黒ネコのタンゴ・大人のための子どもの歌』です。品番KICG-762、CD1枚・全25曲です。

Q.7
CDに入る『黒ネコのタンゴ』は同じ録音?
A.7

1969年の日本語録音と、1973年の録音2種、1970年のイタリア語版・英語版が、別の曲目として収録されています。最初の日本語版を選ぶときは1969年録音へ進めます。

Q.8
1969年シングルのカップリングは?
A.8

置鮎礼子さんが歌う「ニッキ・ニャッキ」です。ここで紹介する2026年のベストCDにも収録されています。

Q.9
日本語の歌詞全体はどこで読める?
A.9

歌ネットの皆川おさむ『黒ネコのタンゴ』の正規曲別ページで読めます。そこに表示される1999年の発売日は、1969年の初発売とは別の情報です。

この曲が気になった方へ

生きものを見る人と、主人公自身の視点を比べる歌へ。