THE YELLOW MONKEY「太陽が燃えている」の歌詞の意味を考察|傷を越えた二人に、愛は朝を連れてくる
- リリース日:
- 1995/9/30
- 推定売上枚数:
- 不明
雨上がりの街で、心の夜だけが燃え残る。
二人を照らすのは、別れの炎か。生き直す朝か。
こんにちは!かなひなです😊
雨が上がった朝、窓の外は明るいのに、自分の心だけが夜に残っている。そんな日はありませんか。景色が晴れたことと、人の傷が癒えたことは同じではありません。
THE YELLOW MONKEYの「太陽が燃えている」が出会わせるのも、悲しみを知らない二人ではありません。孤独を身につけた人と、その孤独ごと抱きしめようとする人。明るい景色へ向かう言葉の下に、もう一度生きる力を取り戻したい切実さがあります。
THE YELLOW MONKEYは、吉井和哉さん、菊地英昭さん、廣瀬洋一さん、菊地英二さんによるロックバンドです。「太陽が燃えている」は1995年発売の8枚目のシングルで、ORICONでは初のシングルTOP10入りとなりました。
同じ年、バンドは5thアルバム『FOUR SEASONS』で初めてロンドン録音に挑みます。アルバムでは「Four Seasons」に続き、序曲から「太陽が燃えている」へ流れ込みます。
花と四季が次々に現れ、夜明けと太陽へ向かうこの曲。鮮やかな景色の移り変わりと、30周年期の公式ライブ映像に映る四人の演奏姿を一緒にたどります。
『太陽が燃えている』
「太陽が燃えている」の基本情報
| 曲名 | 太陽が燃えている |
|---|---|
| アーティスト | THE YELLOW MONKEY |
| 発売日 | 1995年9月30日 |
| 作詞 | 吉井和哉 |
| 作曲 | 吉井和哉 |
| 編曲 | THE YELLOW MONKEY |
| 収録作品 | 『太陽が燃えている』 |
| シングル順 | 8枚目のシングル |
| 発売元・品番 | TRIAD/日本コロムビア・CODA-731 |
発売日・品番・収録曲:公式シングル情報。作詞・作曲:公式LYRICS SEARCH。シングル順位:ORICONランキング情報。
8枚目のシングルとして発売され、ORICON週間シングルランキングで最高9位を記録。THE YELLOW MONKEYにとって初のシングルTOP10入りでした。
5thアルバム『FOUR SEASONS』では2曲目の「Overture~太陽が燃えている」として収録され、冒頭曲から連続して聴ける構成です。
「太陽が燃えている」の歌詞
歌詞の意味・解釈
燃える太陽は、傷を抱えた二人が生き直す力
雨上がりから四季の花、踊る身体、燃える太陽へ。景色がめまぐるしく変わる中で、二人の感情がどう熱を取り戻すのかを追います。
雨がやんでも、孤独はすぐには脱げない
悲しい時間が過ぎ、空には光が戻ります。それでも相手は、孤独を身につけたままです。天気は変わっても、心の防寒具はすぐ脱げません。
語り手は、その人へ手を伸ばします。最初から晴れやかな二人ではなく、夜の気配を残したまま光へ向かうから、その後に現れる鮮やかな色がよく映えます。
鮮やかな恋と、ささやかな暮らしを同時に望む
語り手が求めるのは、刺激だけの恋ではありません。胸が高鳴る鮮やかさと、二人で見られるささやかな夢。その両方を手放したくないのです。
鮮やかなものと小さなものを同時に求めるところに、この曲らしい振幅があります。大きく燃え上がる題名と、二人だけのささやかな景色が同じ画面に収まります。
四季を並べることで、一瞬の熱を一年の約束へ変える
曲には、春から冬まで異なる花と季節の姿が現れます。恋の始まりだけでなく、暑い日も冷える日もある時間の長さが置かれています。
『FOUR SEASONS』では冒頭曲から序曲を経て本曲へ続きます。アルバムで聴くと、季節のイメージが曲単体より大きな入口として立ち上がります。
公式作品で確認できる構成
『FOUR SEASONS』では序曲から本曲へ続く
公式ディスコグラフィーでは、アルバム一曲目が「Four Seasons」、二曲目が「Overture~太陽が燃えている」です。季節をめぐる歌が、アルバムの入口に配置されています。『FOUR SEASONS』公式情報
踊ることは、傷を忘れるのではなく一度置くこと
二人には、すでに傷や涙があります。曲は、それらが最初からなかったとは言いません。今だけは答えを急がず、体を動かす時間を選びます。
ここで物語は、考え続ける時間から身体を動かす時間へ切り替わります。景色だけでなく人物の動作まで変わることで、悲しみを抱えた二人を静止画のままにしません。
太陽は、二人の体に戻ってきた生命力
題名の太陽は、遠くから一方的に照らす存在というより、二人の内側へ戻ってくる熱として読めます。景色の歌だったものが、やがて身体と命の感覚へ近づきます。
遠い空の景色だった太陽が、やがて身体の感覚へ近づいてくる。その距離の変化によって、題名は風景描写から、二人がいま生きている実感へ変わって聞こえます。
再会の約束は、今を生きるための言葉になる
主人公は、何度も涙と夜を越えた末に、別の人生でも会いたいと願います。それは死後の物語を説明するというより、今の出会いをかけがえのないものとして受け止める言葉でしょう。
いつか失うかもしれないから、今日抱き合う。永遠が証明できないから、同じ場所で会おうと願う。その切実さが、明るいサビに深い影を与えています。
この曲を聴く
シングル、アルバム、再録ベスト、ドームライブへ
1995年の原曲を短く聴くならシングルで。物語の入口から味わうなら『FOUR SEASONS』を選べます。再集結後の四人の音は、新録ベストや公式ドーム映像で聴き比べられます。
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『THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST』
再集結後の四人が代表曲を新たに録音した2017年のベスト盤です。
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公式動画で「太陽が燃えている」に出会う
2020年2月11日、京セラドーム大阪での公式ライブ映像です。吉井和哉さん、菊地英昭さん、廣瀬洋一さん、菊地英二さんが大きなステージで演奏する姿を観られます。1995年のシングルと30周年期の四人をつなぐ映像です。
動画:THE YELLOW MONKEY公式アーティストチャンネル。
ライブでの「太陽が燃えている」
公式YouTubeには、2020年2月11日の京セラドーム大阪公演が公開されています。四人が大きなステージで向き合い、吉井和哉さんの歌をギター、ベース、ドラムが支える姿を映像で確かめられます。
30周年期の四人が、同じステージで演奏する姿を観る
公式ライブ映像には、吉井和哉さんの歌唱姿と、菊地英昭さんのギター、廣瀬洋一さんのベース、菊地英二さんのドラム演奏が映ります。四人の位置関係や視線も含めて観られる資料です。
スタジオ版の収録作品と30周年期のライブ映像を並べれば、同じ曲が年月を隔てて演奏された二つの記録をたどれます。
京セラドームの演奏は、公式ライブ盤にも残った
公式ライブアルバム『Live Loud』にも、京セラドーム大阪公演版が収録されました。公式は、長くライブで演奏されてきた代表曲を集めた作品と紹介しています。
映像ではメンバーの動きと会場の広さを、ライブ盤では演奏そのものを追えます。同じ京セラドーム公演を、見る聴くの両方から楽しめる入口です。
もう一度聴きたいポイント
季節の景色、アルバムでのつながり、30周年の四人。入口を変えると、題名の太陽にも違う輪郭が見えてきます。
1995年の転機から、新録と30周年ライブへ
この曲は1995年にバンド初のシングルTOP10入りを果たしました。その後、2017年の新録ベストに収録され、2020年の京セラドーム公演版も公式映像とライブ盤に残されています。
原曲、新録、30周年期のライブ版という異なる記録を選べるため、同じ曲を時期ごとに聴き比べる入口になります。
この曲のまとめ
「太陽が燃えている」は、雨上がりの空から始まり、花と四季を巡って、踊る身体の熱へ近づいていきます。景色が動き続けるため、恋の情熱も一枚の絵に止まりません。
大きな題名の中心には、孤独を知った二人がもう一度鮮やかな世界へ踏み出す瞬間があります。
シングル版のまとまり、アルバム冒頭から流れ込む構成、京セラドームで向き合う四人。同じ曲を三つの入口から聴き比べると、この太陽の色が少しずつ変わって見えます😊
「太陽が燃えている」に関するよくあるご質問
- Q.1「太陽が燃えている」は何年の曲?
- A.1
1995年9月30日に発売された曲です。
- Q.2何枚目のシングル?
- A.2
THE YELLOW MONKEYの8枚目のシングルです。
- Q.3作詞・作曲は誰?
- A.3
作詞・作曲は吉井和哉、編曲はTHE YELLOW MONKEYです。
- Q.4歌詞の意味を短くいうと?
- A.4
孤独や涙を知る二人が、愛によって生きる力を取り戻し、季節を越えて一緒に歩こうとする歌です。
- Q.5タイトルの太陽は何を表す?
- A.5
空の太陽だけでなく、二人の体の中に生まれる情熱や生命力の象徴として読めます。
- Q.6誰目線の歌?
- A.6
孤独を抱える相手へ手を伸ばし、愛を分かち合おうとする男性の一人称として描かれています。
- Q.7どのアルバムに入っている?
- A.7
5thアルバム『FOUR SEASONS』に、「Overture~太陽が燃えている」として収録されています。
- Q.8シングルとアルバムで違いはある?
- A.8
アルバムでは冒頭曲「Four Seasons」に続き、序曲から本曲へ流れ込む構成です。
- Q.9初のヒット曲なの?
- A.9
ORICONで最高9位を記録し、バンドにとって初のシングルTOP10入りとなりました。
- Q.10公式ライブ映像はある?
- A.10
あります。2020年2月11日の京セラドーム大阪公演版が、公式YouTubeと公式映像作品で公開されています。
- Q.11どこで聴ける?
- A.11
CDシングル、アルバム『FOUR SEASONS』、各音楽配信サービス、公式YouTubeなどで聴けます。
この曲が気になった方へ
季節の景色とバンドの熱が重なる曲を、続けて聴いてみませんか。



