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AKB48「ジワるDAYS」の歌詞の意味・考察|引き止めたい気持ちと、夢へ送り出す優しさ
- 発売日:
- 2019/3/13
送り出す笑顔に、寂しさがにじむ。
同じ坂道が、違う春になる。
こんにちは!かなひなです😊
そばにいてほしい。けれど、相手が見つけた夢を止めたくはない。「ジワるDAYS」は、その二つの気持ちを、一方だけに整理しない別れの歌だと感じます。応援できることと、寂しくなくなることは、同じではありません。
2019年3月13日発売、AKB48の55枚目のシングルです。作詞は秋元康さん、作曲は吉田司さんと塚田耕平さん、編曲はAPAZZIさん。卒業前の指原莉乃さんがセンターを務めました。
私が心を引かれるのは、相手が悩んでいると知りながら、決断へ踏み込まなかった語り手です。関心がなかったのではなく、相手自身に選んでほしかった。その優しさの裏側には、自分の希望を押しつけないための我慢も見えてきます。
歩き慣れた坂も、春の桜も、別れが自分のことになると違って見える。送り出す側に残る気持ちと、離れた後にも続けたい支えを、歌詞の風景から読んでいきます。
ジワるDAYS[Type A通常盤]
「ジワるDAYS」の基本情報
| 曲名 | ジワるDAYS |
|---|---|
| アーティスト | AKB48 |
| 発売日 | 2019年3月13日 |
| 作詞 | 秋元康 |
| 作曲 | 吉田司・塚田耕平 |
| 編曲 | APAZZI |
| 収録作品 | 『ジワるDAYS[Type A通常盤]』 |
| シングル順 | AKB48の55枚目のシングル |
| 発売元・品番 | KIZM-613~4/CD+DVD |
Type A通常盤のCDは、本曲と「私だってアイドル!」「Generation Change」、各off vocal ver.の全6トラックです。DVDには、この3曲のMVを収録しています。
Type C通常盤はKIZM-617~8。CDの第三曲がIZ4648の「必然性」に変わります。DVDは本曲と「私だってアイドル!」の2曲のMVで、「必然性」のMVは含まれません。
歌詞を読む
歌詞の意味・解釈
相手の決断を尊重しても、別れの痛みは消えない
ここからは私の解釈です。夢へ向かう相手を送り出す語り手の、表に出す言葉と残る気持ちを読んでみます。
他人の別れに見えていた桜が、自分たちの景色になる
歌の春は、まだ冷たい風が吹き、桜のつぼみが膨らむ頃です。別れは突然目の前へ落ちてきたのではなく、季節が進むのと一緒に近づいてくる。いつもの景色の中で、残された時間を意識する語り手が見えてきます。
二人には、駅へ向かう坂を何度も一緒に歩いた記憶があります。以前なら、散る桜を見ても、自分たちの別れとは結びつかなかった。私は、その変化に、同じ道でも相手と過ごす時間の意味が変わってしまう寂しさを感じます。
花が別れを作るのではなく、別れが近づいたことで花の見え方が変わる。自分たちには関係がないと思っていた春の風景が、急に身近になるのです。特別な場所でなく、歩き慣れた坂だからこそ、失いそうな日常が伝わってきます。
気づいていても踏み込まないのは、相手に選んでほしいから
相手は、これまでとは違う道へ進むことを、一人で考えていました。語り手も、その迷いに気づいています。それでも、分かっていないように振る舞っていた。何も知らずに別れを告げられた人の歌ではないところが、大切だと思います。
そばに残ってほしい自分が先に答えを出せば、相手の決断に影響してしまうかもしれない。私は、そのために語り手が踏み込まなかったと読みます。放っておく冷たさよりも、自分の願いと相手の望みを、分けて扱おうとする姿に感じられます。
相手が夢を見つけたことを喜びながら、寂しい自分もいる。どちらかが嘘になるわけではありません。自分がつらくない選択へ相手を誘導しないことが、この語り手にとっての応援なのだと思います。
離れることを認めても、困ったときの支えまで終わらせない
語り手は、相手がつらくなったら、離れた場所へも駆けつけようとしています。別々の道を選ぶことと、相手を気にかけなくなることは違う。毎日そばにいる関係を手放しても、助けを求められる存在ではありたいのでしょう。
送り出すときには笑顔を選び、出会えたことへの感謝も伝えようとする。それでも、見慣れた景色は涙でにじみます。私は、この涙を、応援する言葉の取り消しとは感じません。決断を尊重した後にも、気持ちはすぐには追いつかないのです。
いつかの再会は願いであって、すでに約束どおり実現した結末ではありません。その先を確定させず、今できる送り方を選ぶ歌として聴きたくなります。笑顔と寂しさが一緒にあるから、別れの後にも相手を思う気持ちが残ります。
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第三曲の違いと、劇場公演を含む映像BOX
Type A・Cでは、CDの第三曲とDVDの収録曲数が違います。公演映像を選ぶなら、最終劇場公演を含むBOXと、卒業コンサートのみのDVDを分けて見てください。
CD+DVD
Type A通常盤で聴く
第三曲は「Generation Change」。3曲と各off vocal ver.の全6トラック、DVDは3曲のMVです。
別のカップリング
Type C通常盤と比べる
第三曲はIZ4648の「必然性」。CDは全6トラック、DVDは本曲と「私だってアイドル!」の2曲のMVで、「必然性」のMVは含みません。
公演映像の違い
最終劇場公演を含むBOXへ
『指原莉乃 卒業コンサート ~さよなら、指原莉乃~』のSPECIAL BOXには、HKT48劇場最終公演も収録。1枚組DVDは横浜スタジアム公演のみです。
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YouTubeで「ジワるDAYS」を探す
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最終劇場公演の記録から、本曲の舞台へ
CDのMVとは別に、HKT48劇場で歌われた本曲を収めた映像の案内があります。
本曲の映像は、HKT48劇場の最終公演から
2019年7月31日のAKB48公式案内は、映像作品に収録された本曲を、パピヨン24 ガスホールでの『HKT48劇場指原莉乃最終公演』の映像として紹介しています。横浜スタジアムの卒業コンサート映像とは、場を分けて案内されています。本曲の公演映像の公式案内。
映像作品『指原莉乃 卒業コンサート ~さよなら、指原莉乃~』は、2019年8月7日発売です。SPECIAL Blu-ray BOXとSPECIAL DVD BOXには、この最終劇場公演も収録されています。1枚組DVDの収録対象は、2019年4月28日の横浜スタジアム公演です。
歌詞の別れを読む時間と、指原さんを送り出す実際の舞台をたどる時間は、同じではありません。それでも、最後の劇場公演という具体的な場を知ると、歌をどの映像作品で見たいかも選びやすくなります。
メンバーが語る別れと、ベスト5シングルの受賞
発売時の本人たちの言葉と、作品の受賞記録を分けて紹介します。
送り出すメンバーにも、寂しさと次への思いがあった
Mikikiの発売時インタビューで、柏木由紀さんは、本曲を卒業コンサートで歌うことを想像して、感情が込み上げると話しています。岡田奈々さんも、寂しさを語る一方で、残る自分たちが頑張ろうと思ったと話しています。メンバー本人たちのインタビュー。
私は、この二つの気持ちが並んでいるところを、歌詞を読む際にも思い出します。送り出すことに前向きでも、寂しさがなくなるわけではない。歌の語り手とメンバーをそのまま同一視せずに、その両方を抱えた言葉として受け取りたいです。
第34回日本ゴールドディスク大賞のベスト5シングル
本曲は、第34回日本ゴールドディスク大賞でベスト5シングルに選ばれています。公式受賞ページでは、向井地美音さんが、指原さんへの感謝と、この曲で受賞した喜びを伝えています。公式受賞結果と向井地さんのコメント。
向井地さんは、ライブでもよく披露する、AKB48にとって大切な曲の一つだと説明しています。卒業時の一度だけで役割を終えた曲ではなく、その後もグループが歌う曲として語られていることが印象に残ります。
この曲のまとめ
「ジワるDAYS」の語り手は、相手の夢を止めずに見送ろうとしています。けれど、それは、自分の寂しさを解決できたからではない。慣れた道が涙でにじむほど大切な相手だから、引き止めたい気持ちを持ったまま、送り出すのだと思います。
離れても、つらいときには支えたい。いつかまた会えたら嬉しい。今までと同じ毎日には戻れなくても、相手を思う気持ちまで終わらせなくてよい。その不器用な優しさに目を向けると、笑顔の別れにも残る痛みが、少し身近に感じられます。
「ジワるDAYS」に関するよくあるご質問
- Q.1「ジワるDAYS」はいつ発売された?
- A.1
2019年3月13日発売、AKB48の55枚目のシングルです。
- Q.2作詞・作曲・編曲は誰?
- A.2
作詞は秋元康さん、作曲は吉田司さんと塚田耕平さん、編曲はAPAZZIさんです。
- Q.3センターは誰?
- A.3
卒業前の指原莉乃さんがセンターを務めました。日本ゴールドディスク大賞の公式ページでは、指原さんのAKB48ラストシングルと紹介されています。
- Q.4歌詞はどんな別れを描いている?
- A.4
夢へ向かう相手を送り出す別れとして読めます。私は、応援する気持ちと、そばにいてほしい寂しさが両方残っているところを大切に読みます。
- Q.5相手の悩みに気づいていなかったの?
- A.5
語り手は気づいていながら、分かっていないように振る舞っていました。私は、相手自身に進む道を決めてほしかったためと読みます。
- Q.6桜や坂道はどんな意味がある?
- A.6
何度も一緒に歩いた坂と、以前は自分たちの別れに結びつかなかった桜が出てきます。別れが近づくことで、同じ日常の景色が違って見えると感じます。
- Q.7再会して終わる歌なの?
- A.7
再会は、その先への願いとして出てきます。私は、再会をすでに実現した結末にせず、今の別れをどう受け止めるかという歌として読みます。
- Q.8Type A通常盤の収録内容は?
- A.8
本曲と「私だってアイドル!」「Generation Change」、各off vocal ver.の全6トラックです。DVDには3曲のMVを収録しています。
- Q.9Type C通常盤との違いは?
- A.9
CDの第三曲がIZ4648の「必然性」に変わります。DVDは本曲と「私だってアイドル!」の2曲のMVで、「必然性」のMVは含みません。
- Q.10「私だってアイドル!」は誰の曲?
- A.10
指原莉乃さんのソロ卒業曲です。Type A・C通常盤の両方に、曲とMVが収録されています。
- Q.11最終劇場公演を含む映像作品は?
- A.11
2019年8月7日発売『指原莉乃 卒業コンサート ~さよなら、指原莉乃~』のSPECIAL Blu-ray BOXとSPECIAL DVD BOXです。1枚組DVDは横浜スタジアム公演のみを収録しています。
- Q.12公式が案内した本曲の公演映像はどの会場?
- A.12
2019年7月31日の公式案内では、パピヨン24 ガスホールでのHKT48劇場指原莉乃最終公演の映像と紹介されています。
- Q.13日本ゴールドディスク大賞では何を受賞した?
- A.13
第34回のベスト5シングルに選ばれています。公式ページには、向井地美音さんの受賞コメントも掲載されています。
この曲が気になった方へ
夢へ進む相手を、寂しさと一緒に送り出す歌が気になった方へ。


