Mr.Children「【es】~Theme of es~」の歌詞の意味を考察|弱さを抱えた愛と、自分を動かす力
- リリース日:
- 1995/5/10
- 推定売上枚数:
- 157.2万枚
弱さの奥に、消えない熱。
肩書きをほどいて、君のそばへ。
こんにちは!かなひなです😊
「【es】~Theme of es~」のesは、何を指しているのでしょうか。難しい言葉ですが、歌の中では、語り手の内から明日へ向かわせる力として現れます。私は、答えを持った人の強さより、弱さを抱えたまま人や喜びを求める心に、この曲の魅力を感じます。
恋で人を傷つけてしまうと、愛そのものを冷めた言葉で片づけたくなる。けれど、この歌は、その見方だけでは終わりません。自分の嫌な部分を意識しながら、それでも相手へ気持ちを向ける。私は、その行き来に、人を好きでいることの難しさと切実さを読みます。
1995年5月10日発売、Mr.Childrenの8thシングル。桜井和寿さんが詞と曲を手がけた、映画『【es】Mr.Children in FILM』の主題歌です。esという言葉、成功を失う怖さ、愛へのためらいをつないで、一曲の意味をたどります。
「【es】~Theme of es~」シングルCD
「【es】~Theme of es~」の基本情報
| 曲名 | 【es】~Theme of es~ |
|---|---|
| アーティスト | Mr.Children |
| 発売日 | 1995年5月10日 |
| 作詞 | 桜井和寿 |
| 作曲 | 桜井和寿 |
| 編曲 | 小林武史・Mr.Children |
| 収録作品 | 『【es】~Theme of es~』 |
| シングル順 | 8thシングル |
| 発売元・品番 | TFDC-28030 |
| タイアップ | 映画『【es】Mr.Children in FILM』主題歌 |
発売日・品番:Mr.Children公式シングル情報。8th表記と映画公開:公式年表。詞・曲・編曲・主題歌:歌ネット。
シングルは1995年5月10日発売、TFDC-28030。『雨のち晴れ Remix Version』も収録しています。購入案内は曲名・名義・発売日を照合したシングルCDです。
本曲は1997年3月5日発売のアルバム『BOLERO』にも収録されています。アルバムの発売年と、曲のシングル初出年は別です。
「【es】~Theme of es~」は何の主題歌?
映画『【es】Mr.Children in FILM』との関係
歌の題名は、同じ年に公開されたMr.Childrenの映画ともつながっています。
1995年の映画とシングルを分けてたどる
歌ネットは本曲を、映画『【es】Mr.Children in FILM』の主題歌として掲載しています。公式年表では、シングル発売が5月10日、映画の東宝ロードショーが6月3日です。曲と映画は同じ年の作品ですが、発売日と公開日は異なります。主題歌情報 公式年表
映画のVHSは1995年12月15日発売、TFVQ-68019。公式ディスコグラフィーでは廃盤と案内されています。ここで紹介する公式MVは、その映画のVHSとは別の映像です。公式の映画VHS情報
「【es】~Theme of es~」の歌詞
歌詞の意味・解釈
弱さを消さずに、愛や喜びへ向かう
esの用語の説明と、この歌から読める心を分けながら、語り手の揺れに目を向けます。
esは、きれいに説明できない内側の力
小学館『日本大百科全書』は、Esをフロイトの精神分析の用語として説明しています。イドとも呼ばれ、意識だけで統制できない力や、生まれながらの衝動に関わる概念です。これは言葉の一般的な意味であり、曲の解釈を一つに決める説明とは分けて考えます。日本大百科全書のEs項目
歌では、先の答えが見えなくても、喜びへ触れようとする心があります。私は、ここに、計画や理由だけでは説明しきれない、内側からの動きを読みます。何を得れば安心できるかという計算とは別に、まだ何かを感じたい気持ちがあるのです。
だから、esを単に前向きな気合いとだけ受け取ると、歌の弱さが見えにくくなります。恋でつまずく心も、相手を求める心も同じ人の中にある。私は、その整わない心にも、明日へ向かう力が残っているところに惹かれます。
成功を失う怖さと、自分を信じたい願い
この歌には、何かを手に入れた後、その喪失を恐れて身動きしにくくなる心があります。私は、成功そのものへの否定より、得たものに自分の自由が縛られることへの問いとして読みます。持っているものが増えるほど、失いたくない気持ちも増える。その怖さに目が向けられているのです。
外から与えられる評価と、自分がここにいると感じることは同じではありません。歌では、社会的な評価を並べる言葉から、今の自分を信じたい願いへ視点が移ります。私は、立派な肩書きがあるかより、それを外した自分をどう受け止めるかという問いを感じます。
その問いは、相手と向き合いたい気持ちにもつながります。飾りを重ねてよく見せることより、自分の弱い部分も含めて近づきたい。私は、成功への問いと恋の話が、別々の主題ではなく、どんな自分で人と出会いたいかという心でつながっていると読みます。
愛を否定する言葉は、最後の答えではない
語り手は、自分の弱さを受け入れきれず、恋に頼って人を傷つけてしまう心に触れます。そこで浮かぶのが、愛を否定してしまえば楽になれるのではないか、という思いです。私は、これを愛についての確定した結論ではなく、自分の痛みから離れたい時の誘惑として読みます。
その後には、人間の身勝手さを見つめながら、なお人を好きでいようとする気持ちがあります。嫌なところを見たから愛はなくなる、という一直線の歌ではない。私は、相手を大切に思うことと、自分の弱さを知ることが、簡単には両立しない心の揺れを感じます。
弱さがあることは、相手を傷つけてよい理由にはなりません。けれど、この歌を読むと、弱さが消えるまで人を愛せないとも言い切れない。私は、冷めた説明に逃げ切らず、不完全な自分で相手へ向き直ろうとするところに、この一曲の切実さを感じます。
この曲を聴く
初出CD、公式MV、アルバム、後年の舞台へ
1995年のシングルから、アルバムと後年の公演へ。聴く入口を、作品の種類で選べます。
SINGLE CD / 1995
1995年のシングルCD
1995年5月10日発売の8thシングル、TFDC-28030。『雨のち晴れ Remix Version』も収録しています。
TOUR 2011 / SENSE
『TOUR 2011 “SENSE”』の本曲
2011年11月23日発売のDVD・Blu-rayに、本曲のライブを収録。シングルとは別の公演映像です。
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公式動画で「【es】~Theme of es~」に出会う
Mr.Children公式チャンネルが公開している、本曲のミュージックビデオです。語り手の弱さと愛する心を読んだ後に、一曲へ戻る入口になります。
シングル初出は1995年5月10日。YouTubeでの公開は2020年4月6日で、動画公開日を曲の発売日とはしていません。
ライブでの「【es】~Theme of es~」
1995年の一曲を、後年のコンサート映像からたどる入口もあります。
2011年の『SENSE』公演映像で聴き直す
『Mr.Children TOUR 2011 “SENSE”』は、2011年11月23日発売の映像作品です。公式はDVDとBlu-rayの両方に本曲を掲載しています。1995年のシングル音源と、後年のライブを分けて聴ける作品です。公式のSENSE収録情報
歌には、過去と別れて歩き出そうとする心があります。その気持ちを読む楽しみと、年を隔てて演奏された作品に触れる楽しみは、別のものです。私は、歌の語り手を特定の公演時の本人に重ねず、一曲の意味と舞台での姿をそれぞれたどりたいと思います。
口コミ・評価では、何が注目されている?
一曲を知った後は、アルバムやベスト盤から、その作品が収められてきた時間へ触れられます。
『BOLERO』と『1992-1995』に残る一曲
本曲は1997年の『BOLERO』に加え、2001年7月11日発売のベスト盤『Mr.Children 1992-1995』にも収録されています。初出シングル、アルバム、初期の楽曲を集めたベスト盤という、異なる入口があります。BOLERO公式情報 1992-1995公式情報
初期の楽曲を集めた盤から聴く時も、この曲の人間らしい揺れは一つの読みどころです。自分を信じたい心と、恋で弱さを見せる心を、同じ人の気持ちとして聴く。私は、力強い言葉だけを拾う時とは違う近さが、その読み方から生まれると感じます。
この曲のまとめ
「【es】~Theme of es~」は、すべての答えを手にした人の歌としては読めません。私は、成功を失う怖さも、愛を冷めた言葉で否定したくなる心もある人が、それでも喜びや相手を求める歌として受け取っています。
弱さを見つめることと、愛をあきらめることは、同じではない。
この二つを分けて読むと、esという難しい言葉も、語り手の内側に残る動きとして近く感じられます。きれいに整わない心が、人へ向かおうとするところに惹かれます。
次に聴く時は、強く響く考えだけでなく、その手前にある迷いにも目を向けてみてください。否定した方が楽かもしれないのに、相手を求める気持ちは残る。私は、その揺れごと聴くことに、この曲を読み返す魅力を感じます🌱
「【es】~Theme of es~」に関するよくあるご質問
- Q.1「【es】~Theme of es~」はいつ発売された?
- A.1
1995年5月10日発売、Mr.Childrenの8thシングルです。品番はTFDC-28030です。
- Q.2esはどう読む?
- A.2
エスと読みます。曲名では【es】という表記が使われています。
- Q.3esという言葉にはどんな意味がある?
- A.3
精神分析では、イドとも呼ばれ、意識だけで統制できない力や衝動に関わる概念として説明されます。この記事では、一般的な用語の説明と、曲から読む内なる力を分けています。
- Q.4歌詞の意味を短くいうと?
- A.4
弱さや身勝手さを意識しながら、それでも相手や喜びへ向かう心として読みました。成功への問いと、愛を否定したくなる迷いをつないで考察しています。
- Q.5愛を否定する歌なの?
- A.5
この記事では、愛を否定すれば楽になるかもしれないという自問と、その後にも残る人を愛する気持ちを分けて読みました。否定だけが結論とは受け取っていません。
- Q.6成功や肩書きの話と恋はどうつながる?
- A.6
外からの評価を外して自分を受け止めたい心と、飾らない自分で相手に向き合いたい心のつながりとして読みました。
- Q.7作詞・作曲・編曲は誰?
- A.7
作詞・作曲は桜井和寿さん、編曲は小林武史さんとMr.Childrenです。
- Q.8何の主題歌?
- A.8
映画『【es】Mr.Children in FILM』の主題歌です。公式年表では映画は1995年6月3日公開と案内されています。
- Q.9紹介している商品はどの版?
- A.9
1995年5月10日発売のシングルCDです。曲名、Mr.Children名義、発売日を公式情報と照合しています。
- Q.10シングルのもう一曲は?
- A.10
『雨のち晴れ Remix Version』が収録されています。
- Q.11どのアルバムに入っている?
- A.11
1997年3月5日発売の『BOLERO』と、2001年7月11日発売のベスト盤『Mr.Children 1992-1995』に収録されています。
- Q.12公式MVは2020年の新曲?
- A.12
曲の初出は1995年です。公式MVのYouTube公開日は2020年4月6日で、公開年と初出年は異なります。
- Q.13ライブの映像作品にも入っている?
- A.13
2011年11月23日発売の『Mr.Children TOUR 2011 “SENSE”』DVD・Blu-rayに本曲が収録されています。
この曲が気になった方へ
弱さと愛を、同じ心の中で読む別の歌へ。


