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松田聖子『チェリーブラッサム』の歌詞の意味・考察|恋が始まると、海の景色まで動き出す

リリース日:
1981/1/21
推定売上枚数:
67.4万枚

松田聖子Seiko Invitation財津和夫作品集ジャケット

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恋がひらく。
海も、明日も、動き出す。

こんにちは!かなひなです😊

松田聖子さんの『チェリーブラッサム』には、恋が始まったことで、自分自身まで違って見える喜びがあります。相手を好きになったというだけではなく、これからの自分にも期待したくなる。私は、その気持ちが海や空の広い景色へつながっているところに惹かれます。

船が進み、鳥が飛び、二人の将来を思い描く。歌の中の景色は、立ち止まって眺めるためだけのものではありません。心が前を向くのと一緒に、周りの世界まで動き出しているように読めるのです。

本曲は1981年1月21日発売の4枚目のシングルです。作詞は三浦徳子さん、作曲は財津和夫さん、編曲は大村雅朗さん。恋を知った人の変化と、海へ広がる景色から、この歌の明るさをたどってみます。

Seiko Invitation -Kazuo Zaitsu Works-

本曲から、財津和夫のメロディーへ

『チェリーブラッサム』『夏の扉』『白いパラソル』を収録

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松田聖子Seiko Invitation財津和夫作品集ジャケット

松田聖子
2025年10月15日発売
MHCL-10189~10190/2枚組
SACDハイブリッド/全26曲

本曲はDisc 1の第1曲。2025年リマスターの作品集です。CD層とSACD層を備えたディスクで、通常のCDプレーヤーでもCD層を再生できます。掲載商品は特典なしの版です。

「チェリーブラッサム」の基本情報

1981年の原シングルと、2025年の作品集
曲名 チェリーブラッサム
アーティスト 松田聖子
発売日 1981年1月21日
作詞 三浦徳子
作曲 財津和夫
編曲 大村雅朗
収録作品 『チェリーブラッサム』
シングル順 4枚目のシングル
発売元・品番 購入作品集:MHCL-10189~10190

本人公式のシングル情報 / Sonyの作曲家別作品集 / 小川真一の曲別解説

原シングルは1981年1月21日発売。カップリングは『少しずつ春』です。

購入欄は2025年10月15日発売の『Seiko Invitation -Kazuo Zaitsu Works-』。財津和夫さんが作曲した松田聖子さんの楽曲を集めた、SACDハイブリッド2枚組です。

歌詞を読む

歌ネットで歌詞を読む ↗

歌詞の意味・解釈
恋の始まりは、自分と景色の見え方を変える

この歌の喜びは、好きな人ができたという報告だけではありません。変わっていく自分への期待が、海の動きや、二人の未来の想像へ広がっていきます。

船が進む景色に、心の動きが重なる

船が海へ進む場面には、その通ったあとが白く残る景色が描かれます。私は、恋が始まった人の気持ちも、この船のように先へ向かっていると読みます。相手を思ってその場に立ち尽くすより、これからの時間へ進みたくなる歌なのです。

海には、鳥が飛ぶ空の景色も重なります。目線が一人の心の中だけに閉じず、広いところへ向かう。そのため、恋の喜びが二人だけの小さな出来事に収まらず、世界の見え方まで変えるほど大きく感じられます。

未来は、二人で描くものとして見えてくる

語り手は、これからの二人を、色や線で描く景色として想像しています。私には、出来上がった幸福へ連れていってもらうというより、自分たちで将来を作っていこうとする気持ちに思えます。恋の相手を見つけたことで、明日を受け身で待たなくなるのです。

語り手は、相手と交わした約束が、すぐ先の明日にかなうと期待しています。私は、遠い将来をぼんやり夢見るだけではなく、もうそこへ手が届きそうだと感じている人として読みます。ただ、まだ相手の返事や二人の暮らしを見届けた場面ではない。その待ちきれなさが、海を進む景色にもつながっているように思います。

その未来は、すでに実現した暮らしではありません。けれど、まだ形のない時間を想像できること自体が、恋の始まりの喜びなのでしょう。相手を好きになった結果、自分にもできることが増えたように感じる。私は、その期待がこの曲の明るさを支えていると思います。

強い風があっても、気持ちは前を向く

終わりへ向かう歌詞には、夜の訪れや強い風も登場します。景色がずっと穏やかなままだから、語り手が明るいわけではありません。私は、変わる景色の中でも、恋へ向かう意思を持ち続けようとする人として読みます。

題名の花に、私は、その人の心がひらく感覚を重ねます。歌詞に桜の花が咲く場面を描かなくても、恋によって自分の可能性が広がっていく。花を眺める歌というより、心の中で何かが始まる歌として読むと、海の景色とも自然につながります。

この曲を聴く
1981年の曲と、後年の作品を選び分ける

本曲を収録した財津和夫作品集から聴くほか、歌詞やシングルの記録にも触れられます。公式ライブ映像は『チェリーブラッサム2021』という別の版として楽しめます。

COMPOSER COLLECTION / 2025

財津和夫作品集から聴く

本曲はDisc 1の第1曲。『夏の扉』『白いパラソル』なども収めた2枚組です。

LYRICS

海と未来の景色を読む

恋の始まりが、自分や明日の見え方をどう変えるのか。歌詞全体をたどれます。

SINGLE / 1981

『少しずつ春』と並ぶシングル

1981年の発売日とカップリングを、本人の公式ディスコグラフィで確認できます。

OFFICIAL LIVE / 2021 VERSION

2023年の武道館から、2021版へ

2023年の武道館公演から、『チェリーブラッサム2021』を本人公式YouTubeで観られます。1981年の録音とは別の公演映像です。

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長い年月を経た、武道館の『2021』版

2023年の日本武道館公演を収録した映像作品にも、『チェリーブラッサム2021』が収められています。

一曲の始まりから、後年の舞台へ

映像作品『Seiko Matsuda Concert Tour 2023 “Parade” at NIPPON BUDOKAN』は、2024年5月8日発売です。公式の収録曲案内に『チェリーブラッサム2021』が掲載され、本人のYouTubeでも、この公演からの映像が公開されています。ユニバーサルの映像作品紹介。 YouTubeで本人公式の公演映像を観る。

1981年のシングルを知ったあと、後年の舞台へ進めることも、この曲の楽しみ方です。購入欄の2025年の作品集と、2023年の公演映像は別の作品。同じ曲を入口に、録音作品と舞台の両方へ触れられます。

財津和夫との出会いと、サビの声の構成

歌詞の景色をたどったあと、曲を作った人と、声をどう前へ出すかという構成にも目を向けてみましょう。

4枚目のシングルで、財津和夫の曲へ

Sony Music Labelsの音楽誌otonanoで、小川真一さんが、本曲までの歩みを紹介しています。デビューから3枚目までの作曲は小田裕一郎さん。本曲で、財津和夫さんとの新しい組み合わせが生まれました。作詞の三浦徳子さんは引き続き担当しています。小川真一の曲別解説。

私は、恋で自分が変わる歌詞と、作曲家が変わった4枚目のシングルという事実を、別々の入口として面白く感じます。財津さんの曲を続けて聴きたくなったら、『夏の扉』なども入った作品集へ。歌の中の新しい始まりから、作り手の違う作品の世界へも進めます。

サビで、本人の声と女性コーラスが前に出る

同じ曲別解説では、サビの反復にも注目しています。また、伴奏の切れ目を感じさせる構成の中で、松田聖子さんの歌と女性のバックコーラスが前へ出る点も挙げています。小川さんの分析を手がかりに、サビで声がどう聴こえるかを追ってみるのも楽しそうです。otonanoの解説を読む。

恋の喜びを言葉で読むだけでなく、その気持ちを届ける声の置き方にも注目できる。海を進む景色を思い浮かべながら、サビで本人の歌とコーラスの関係を聴いてみてください。

この曲のまとめ

『チェリーブラッサム』には、恋の相手だけでなく、これからの自分にも期待したくなる気持ちがあります。海を進む船や、空を飛ぶ鳥の景色は、その心を広いところへ連れ出してくれるように読めます。

未来が決まったから明るいのではなく、二人でこれからを描こうと思えるから明るい。そんな始まりの喜びを考えたあと、原曲へ戻るなら財津和夫作品集へ。後年の姿に触れたい方は、公式の『2021』版の映像もどうぞ。 YouTubeで2023年公演の『2021』版を観る。

「チェリーブラッサム」に関するよくあるご質問

Q.1
発売日はいつですか?
A.1

1981年1月21日です。松田聖子さんの4枚目のシングルで、カップリングは『少しずつ春』です。

Q.2
作詞・作曲・編曲は誰ですか?
A.2

作詞は三浦徳子さん、作曲は財津和夫さん、編曲は大村雅朗さんです。

Q.3
どんな内容の歌ですか?
A.3

恋の始まりによって自分自身が変わり、これからの二人を想像する歌として読めます。海を進む船や空の景色に、前へ向かう気持ちが重なります。

Q.4
題名は、桜を眺める歌という意味ですか?
A.4

歌詞には桜の花を眺める具体的な場面はありません。私は、花の題名を、恋によって心がひらいていく感覚に重ねて読んでいます。

Q.5
購入欄の作品集はどの版ですか?
A.5

2025年10月15日発売の『Seiko Invitation -Kazuo Zaitsu Works-』です。MHCL-10189~10190、SACDハイブリッド2枚組・全26曲で、本曲はDisc 1の第1曲です。

Q.6
SACD専用プレーヤーが必要ですか?
A.6

この作品集はCD層とSACD層を持つハイブリッドディスクです。通常のCDプレーヤーではCD層を再生できます。SACD層を再生するには対応する機器が必要です。

Q.7
作品集には本曲のカラオケも入っていますか?
A.7

ボーナスのオリジナル・カラオケは『小さなラブソング』と『水色の朝』です。『チェリーブラッサム』のカラオケを収録した作品ではありません。

Q.8
公式ライブ映像はどの版ですか?
A.8

本人公式YouTubeで紹介しているのは『チェリーブラッサム2021』です。2023年の『Parade』公演の映像で、1981年の原曲とは分けて紹介しています。

Q.9
歌詞全体はどこで読めますか?
A.9

歌ネットの松田聖子『チェリーブラッサム』のページで読めます。そこに表示される1991年5月15日は、1981年の初発売とは別の発売情報です。

この曲が気になった方へ

同じ松田聖子さんの歌で、海の景色と心の向きが変わる一曲へ。